スパイナルブレイカーズ
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スパイナルブレイカーズとは、ビデオシステムが1990年に発売した業務用ビデオゲーム[1][注 1]。
本作はワッフル大佐が人造生命体・ヒルドロイドと戦う横スクロールのガンシューティングゲームである[1]。画面は3Dシューティングゲームと同様の構成であり、主人公のワッフル大佐を左右に移動させながら敵に照準を合わせる仕組みが取られている[1]。
本作は全6ステージで構成されており、エンディングは3つあり、うち1つはハッピーエンドであり、残りはバッドエンドである。また、エンディングによっては、主人公のワッフル大佐または彼の家族のいずれかがヒルドロイドに寄生される。
あらすじ
[編集]地殻変動で世界が歪曲したことで、人造生命体・ヒルドロイドが現れ、歴史に干渉しだした。ワッフル大佐はヒルドロイドの魔の手から世界を救うため、過去にタイムスリップする。まずナチス・ドイツ時代のドイツ、アウシュビッツ収容所に到着した彼はドイツ兵たちを退ける。
次いで彼は王朝時代の中国にある少林寺や、原始時代のロシア、古代ギリシャ、時には古代エジプトの遺跡や戦国時代の日本へと転戦を重ねる。
そして、彼は物語が起こる10年前(1980年)のアメリカに来る。彼は核ミサイルがある軍事施設へ移り、兵士たちを退けた後、眼球やミサイル、口や血管などが混ざったグロテスクなキメラのような姿の怪物に遭遇する。
登場人物
[編集]- ワッフル大佐
- 金髪の男性、妻子持ちでヒルドロイド殲滅のため地殻変動で歪曲した過去にタイムスリップして戦う。エンディングによってはヒルドロイドに寄生される。
- 同社発売のシューティングゲーム『ソニックウィングス3』と『ソニックウィングス スペシャル』では隠しキャラ・謎の男(ただし2Pだと正体が変わる)として登場し、そちらは同じく同社発売の『ターボフォース』の自機に乗ってヒルドロイド殲滅のため部下とともに戦う。本作が金髪なのに対して『ソニックウィングス』ではカミーユと同じく茶髪碧眼になっている。
- カミーユ
- ワッフルの妻、茶髪碧眼の女性(娘も母譲りで茶髪)、宇宙ステーションから夫のワッフルと通信する。エンディングによっては娘とともにヒルドロイドに寄生された状態でワッフルの前に現れる。なお『ソニックウィングス スペシャル』にも謎の男(ワッフル)のエンディングで登場している。
脚注
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 「ビデオシステム製 照準移動で狙撃」『ゲームマシン』第395号(アミューズメント通信社)1991年1月1日、27面。
- ^ 赤木真澄 編「ビデオシステム」『アーケードTVゲームリスト』アミューズメント通信社、2006年10月13日、59頁。ISBN 978-4990251215。