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スパイダーテイルドクサリヘビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スパイダーテイルドクサリヘビ(Pseudocerastes urarachnoides)は、クサリヘビ科のヘビの1種である[1]

スパイダーテイルドクサリヘビの生体写真。

2006年に発見された新種[2]であり、成長するとともに尾の先端がクモに似た突起状になるのが特徴[1]。この尾の先端にある疑似餌をまるでクモが生きているかのように動かし、近寄ってきた渡り鳥を捕食する[1][2]


昼行性で、春と秋にもっとも活発に活動するようになるなど、生態も鳥類を狩るためのものになっていることでも知られている[1]

分布図。

生息地はイランイラクの国境付近[1][2]



出典

[編集]
  1. ^ a b c d e 地を這うヘビが、空飛ぶ鳥を捕食するために遂げた、驚きの進化 スパイダーテイルド・クサリヘビの“尾の秘密” | ログミーBusiness”. logmi.jp. 2024年11月26日閲覧。
  2. ^ a b c ろう、實吉達夫、川崎悟司『キモイけど実はイイヤツなんです。 怖いのに何だかかわいく思えてきちゃう生きもの図鑑』KADOKAWA、2020年5月27日、52,53頁。ISBN 9784046048097