スパイクとタイク (キャラクター)

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スパイクとタイク Spike and Tyke
『トムとジェリー』のキャラクター
登場（最初）	名無しの犬『共同作戦』(1942年) スパイク『命の恩人』(1944年) タイク『ここまでおいで』(1949年)
作者	ウィリアム・ハンナ ジョセフ・バーベラ
声優	スパイク: 北村弘一 渡部猛 滝口順平 緒方賢一 玄田哲章 三沢郷 宝亀克寿 島香裕 飯島肇 三宅健太
プロフィール
本名	スパイク・ブルドッグ タイク・ブルドッグ
愛称	スパイク タイク
性別	オス（両方）
種類	イヌ（アメリカ・ブルドッグ）
国籍	アメリカ合衆国

スパイクとタイク（Spike and Tyke）は、『トムとジェリー』に登場する架空のイヌのキャラクターコンビ。

概要

二人組のフルネームはスパイク・ブルドッグ（Spike Bulldog）とタイク・ブルドッグ（Tyke Bulldog）である。一部の回でのスパイクの名前はキラーだったりブッチだったりする。また、タイクの初登場時の名前はそのまま「息子」(son)であった。ドタバタ二人組のトムとジェリーと同じく、犬の父親と息子のコンビである。スパイクは、トムが追いかけっこの途中でタイクに何かしたり、スパイクが友達(特にジェリー)だと思った者をいじめたりするとトムを痛い目にあわす。タイクは、スパイクの息子であり、彼に慕われている。

スパイク

容姿

胴体の全部まで広がる明るい茶色のマーキングのある茶色がかった灰色の毛皮を持つ大きくて筋肉質のブルドッグ。多くの短編映画では、毛皮はライト灰色で、下腹部のマーキングは白色であった。耳は、内側がピンク色で尖っており、尻尾も細く、小さく、尖っている。唯一の一貫した衣料品は、赤色の犬の首輪。『ただいまお昼寝中』では、左上腕に錨のタトゥーがある。

性格

一般的には非常に乱暴で、常に批判的な犬。

必要に応じて力を行使することを躊躇せず、トムに対しても攻撃的な言葉を浴びせることもしばしばで、トムは常に彼の存在を恐れている。猫が嫌いで、これは漫画の犬の一般的なステレオタイプである。一方、ジェリーに対しても友好的かつ協力する面もあるが、回によってはジェリーにすら牙をむくこともあり、特にタイクが登場するまではその面が強調されたこともある。平和な日常を過ごしていてもトムとジェリーのケンカのとばっちりを受けており、家を作っても簡単に壊されるなど、散々な目にあわされる。

息子であるタイクに対しても親切かつ極めて暖かく、異常なまでの親バカな面がある。

トムや他の猫たちと戦う時はいつでも、筋肉質のボクサーのように力ずくに頼る。トムと敵対しているものの、時たま彼の友達として行動する。

好きな食べ物は骨だが一方、ステーキが大好き。

弱点

• 時々、ジェリーに操られて、トムが自分に対する悪い行為をしていると思い込むが、実際にはそうではない。
• 骨、ボール、食べ物、軋むおもちゃだけが弱点。
• 『ショー』の第40話である「カンフー・キャット」では、空手などの格闘技が苦手。
• オスネコとしか戦えなく、メスネコとは戦えない。

タイク

容姿

父親のスパイクに似ている。灰色の毛皮、小さな赤い犬の首輪、水色の目をしている。

性格

スパイクの息子であり、トムやブッチのような他の猫たちによってジェリーを見守る、遊び心、親切かつ思いやりのある若いブルドッグの子犬。

父親のスパイクを愛し、気遣い、大きくなったら彼のようになりたいとさえ思っている。