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スティーヴン・バーコフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スティーヴン・バーコフ
Steven Berkoff
Steven Berkoff
Berkoff in 2020
本名 Leslie Steven Berks
生年月日 (1937-08-03) 1937年8月3日(87歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドロンドンステップニー
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業
  • 俳優
  • 劇作家
  • 演出家
活動期間 1958年 - 現在
配偶者
  • Alison Minto
    (結婚 1970年, 離婚)
  • Shelley Lee
    (結婚 1976年, 離婚)
公式サイト www.stevenberkoff.com ウィキデータを編集
主な作品
007 オクトパシー
ビバリーヒルズ・コップ
ランボー/怒りの脱出
フェア・ゲーム
ツーリスト
ドラゴン・タトゥーの女
テンプレートを表示
教育 Raine's Foundation Grammar School
Hackney Downs School
出身校 Webber Douglas Academy of Dramatic Art
L'École Internationale de Théâtre Jacques Lecoq
代表作 East (1975)[1]
Shakespeare's Villains (1998)
非婚配偶者 Clara Fischer (her death)
子供 2
受賞 Total Theatre Lifetime Achievement Award (1997)
LA Weekly Theater Award for Solo Performance (2000)

スティーヴン・バーコフ(Steven Berkoff、本名:レスリー・スティーヴン・バークス、Leslie Steven Berks、1937年8月3日 - )は、イギリス俳優劇作家演出家

来歴

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イーストエンド・オブ・ロンドンステップニー生まれ。両親はルーマニア出身のユダヤ人(もとの姓はBerkovitch)[2][3]ロンドンパリ演劇パントマイムを学んだのち、22歳でデビュー。

映画、テレビドラマでは悪役が多く、特に『007 オクトパシー』、『ビバリーヒルズコップ』、『ランボー/怒りの脱出』の悪役は強烈な印象を残したほか、ハーマン・ウォーク原作の小説をテレビドラマ化した『戦争と追憶』ではアドルフ・ヒトラーを演じた。

一方、舞台では俳優のほかに脚本、演出もこなし、『変身』、『マクベス』で高い評価を受けた。

日本での舞台公演も多く、1992年東京天王洲アイル内にあるアートスフィアのこけら落とし公演『変身』も演出した(主演は宮本亜門[4]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1966 紀元前3万年の女
Slave Girls
ジョン
1971 ニコライとアレクサンドラ
Nicholas and Alexandra
パンクラトフ
時計じかけのオレンジ
A Clockwork Orange
トム
1975 バリー・リンドン
Barry Lyndon
Lord Ludd
1981 アウトランド
Outland
セーガン
1983 007 オクトパシー
Octopussy
オルロフ将軍
1984 ビバリーヒルズ・コップ
Beverly Hills Cop
ヴィクター・メイトランド
1985 ランボー/怒りの脱出
Rambo: First Blood Part II
ポドフスキー
アンダーワールド
Underworld
Hugo Motherskille
レボリューション めぐり逢い
Revolution
ジョーンズ
1986 ビギナーズ
Absolute Beginners
The Fanatic
プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン
Under the Cherry Moon
シャロン
1988 リオの逃亡者
Prisoner of Rio
ジャック・マクファーランド
1990 ザ・クレイズ/冷血の絆
The Krays
ジョージ・コーネル
1992 イントルーダーズ/第四の遭遇
Intruders
アディソン
1995 フェア・ゲーム
Fair Game
イリア・カザク大佐
1997 ナインハーフ2
Love in Paris
ヴィットリオ・ダシルヴァ
1998 レジョネア 戦場の狼たち
Legionnaire
スティンカム司令官
2001 騎馬大王アッティラ/平原の支配者
Attila
ルーア テレビ映画
2002 スティール
Riders
サタイヤン
ナイン・デッド・ゲイ・ガイズ
9 Dead Gay Guys
ジェフ
2004 ブリティッシュ・ギャングスター
Charlie
チャーリー・リチャードソン
トリコロールに燃えて
Head in the Clouds
チャールズ
2005 ダークソード/処刑人
The Headsman
宗教裁判官
ナチス・ホロコーストの戦慄
Dievu miskas
Commandant Hoppe
2006 アガサ・クリスティー ミス・マープル2 親指のうずき
Marple: By the Pricking of my Thumbs
フレディ・エクルズ
2008 トップ・ランナー
The Flying Scotsman
Ernst Hagemann
2010 ツーリスト
The Tourist
レジナルド・ショー
2011 ドラゴン・タトゥーの女
The Girl with the Dragon Tattoo
ディルク・フルーデ
2012 モンスター・ナイト
Strippers vs Werewolves
フレット
2013 REDリターンズ
Red 2
コッブ
2016 白い闇の女
Manhattan Night
ホッブス

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1988-1989 戦争と追憶
War and Remembrance
アドルフ・ヒトラー ミニシリーズ
1997 スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
Star Trek: Deep Space Nine
ハガス 1エピソード
2003 デューン/砂の惑星II
Children of Dune
スティルガー ミニシリーズ
2011-2012 ボルジア家 愛と欲望の教皇一族
The Borgias
ジロラモ・サヴォナローラ
2012 ドクター・フー
Doctor Who
シャクリ 1エピソード

脚注

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  1. ^ Dorney, Kate; Gray, Frances (14 February 2013). “1969-1979”. Played in Britain: Modern Theatre in 100 Plays. Great Britain: Methuen Drama. pp. 92–93. ISBN 9781408164808. https://www.google.co.uk/books/edition/Played_in_Britain/YZ0QsGdAhe4C?hl=en&gbpv=1&dq=played%20in%20britain%20theatre&pg=PA92&printsec=frontcover 
  2. ^ Sorrel Kerbel (2003). Jewish Writers of the Twentieth Century. Routledge. p. 155–156. ISBN 157958313X 
  3. ^ Alan Levy (24 July 2002). “Steven Berkoff: Caught in a web”. The Prague Post. オリジナルの2013年1月31日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130131163937/http://www.praguepost.com/archivescontent/35636-steven-berkoff-caught-in-a-web.html 16 April 2009閲覧。 
  4. ^ 演劇レビュー97-2 http://homepage2.nifty.com/goraku/amuse/play/play97_2.html

外部リンク

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