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スターツ笠間ゴルフ倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スターツ笠間ゴルフ倶楽部
Starts Kasama Golf Club
スターツ笠間ゴルフ倶楽部
スターツ笠間ゴルフ倶楽部の空中写真。
2019年11月6日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
茨城県笠間市池野辺2340-1
座標: 北緯36度24分42秒 東経140度19分30秒 / 北緯36.41167度 東経140.32500度 / 36.41167; 140.32500
概要
開業 1985年昭和60年)10月12日
運営 メンバーシップコース
設計 井上誠一
運営者 スターツ笠間ゴルフ倶楽部株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 402 1 4 403
2 5 509 2 4 355
3 3 181 3 3 200
4 4 445 4 4 436
5 3 172 5 5 551
6 4 396 6 4 382
7 5 571 7 4 457
8 4 379 8 3 177
9 4 407 9 5 549
36 3462 36 3510

その他
公式サイト スターツ笠間ゴルフ倶楽部
テンプレートを表示

スターツ笠間ゴルフ倶楽部(スターツかさまゴルフくらぶ)は、茨城県笠間市にあるゴルフ場である。

概要

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「スターツ笠間ゴルフ倶楽部」の前身は「笠間東洋ゴルフ倶楽部」である[1]。新たなゴルフ場の建設に向けて「東洋プロパティ株式会社」(旧・株式会社三和銀行グループ)を親会社とし、「東洋企業グリーン開発株式会社」によって経営されていたゴルフ場である[1]。ゴルフ場の建設用地は、笠間市池野辺地区の余裕を持った敷地規模に、コース設計を井上誠一に依頼し、1985年昭和60年)10月12日、18ホール規模のゴルフ場が開場された[1]

茨城県には、井上誠一が設計したコースがスターツ笠間ゴルフ倶楽部を含め5コースある、「大みかゴルフクラブ」(日立市1936年(昭和11年)開場)、「大洗ゴルフ倶楽部」(東茨城郡1953年(昭和28年)開場)、「龍ヶ崎カントリー倶楽部」(龍ケ崎市1958年(昭和33年)開場)、「大利根カントリークラブ」(坂東市1960年(昭和35年)開場)で、5コースは最多の県である。

井上誠一は、1981年(昭和56年)11月26日に亡くなったが、その4年後の1985年(昭和60年)に旧・笠間東洋ゴルフ倶楽部は開場され、遺作となったコースである[1]。旧・笠間東洋ゴルフ倶楽部は、井上誠一の最後の設計作品で、設計家として集大成されたコースと言われている[1]。設計思想である自然美と人工美が巧みに調和され、コースレイアウトの雄大さなど各ホールの随所にわたって表現されている[1]

また、クラブハウスは文化勲章受章者であり日本の代表的な建築家・村野藤吾の設計である[1]。村野藤吾はクラブハウスの構想を練るために、井上誠一のコース計画を聞き、コース全体のイメージを確認するために井上誠一と現場を見て回ったという[1]

2012年平成24年)6月1日、旧・笠間東洋ゴルフ倶楽部を経営する東洋企業グリーン開発株式会社は、スターツグループの持株会社の「スターツコーポレーション株式会社」にゴルフ場事業を譲渡することが決まった[2]。譲渡に至った理由は、リーマンショックによる景気低迷や来場者数の減少などで赤字が続いたことなどである[2]2012年(平成24年)7月1日、倶楽部名称の笠間東洋ゴルフ倶楽部から「スターツ笠間ゴルフ倶楽部」に名称変更され、「スターツ笠間ゴルフ倶楽部株式会社」が運営を行うことが決まった[2]

所在地

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茨城県笠間市池野辺2340-1

コース情報

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  • 開場日 - 1985年10月12日
  • 設計者 - 井上誠一
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,972ヤード、コースレート72.4
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • ラウンドスタイル - 全組キャディ付、電磁乗用カートキャディ、1組4人が原則、状況によりツーサム可、乗用カート(5人乗り)リモコン式 
  • 練習場 - 16打席260ヤード
  • 休場日 - 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12月31日、1月1日、その他休業日あり[3]

クラブ情報

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ギャラリー

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交通アクセス

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脚注

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関連文献

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  • 『新建築』、「作品 笠間東洋ゴルフ倶楽部 村野・森建築事務所」、東京 新建築社、1986年3月、2021年9月16日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「笠間東洋ゴルフ倶楽部の環境システム開発と新たな事業展開」、東京 一季出版、1991年3月、2021年9月16日閲覧
  • 『Forbes』、「ホールインワン 笠間東洋ゴルフ倶楽部 鈴木忠雄」、東京 ぎょうせい、1994年12月、2021年9月16日閲覧
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「笠間東洋ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年9月16日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「クローズアップ21(その110)法人会員制の枠内で様々にトライ 笠間東洋ゴルフ倶楽部 25周年でシニア優遇、キャンセル料復活も」、東京 一季出版、2010年2月、2021年9月16日閲覧

関連項目

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外部リンク

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