スキンクヤモリ属
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スキンクヤモリ属 | ||||||||||||||||||||||||
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トルキスタンスキンクヤモリ
Teratoscincus scincus | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Teratoscincus J.E.Gray, 1842 |
スキンクヤモリ属(Teratoscincus)はチビヤモリ科(本属のみでスキンクヤモリ亜科Teratoscincinaeを形成する説もあり)に属する属。属名からテラトスキンクと呼ばれることもある。
分布
[編集]ユーラシア大陸(中国西部からカスピ海にかけて、アラビア半島東部)
形態
[編集]全長10-20cm。多くの種は大型で半円形の鱗を持つ。この鱗は剥がれやすく、外敵に襲われると鱗を剥がして逃げる。鱗はしばらくすると再生する。
生態
[編集]砂漠や岩場等に生息する。地表棲。夜行性で、昼間は地面に掘った巣穴の中で休む。
繁殖形態は卵生で、1回に2個の卵を数回に分けて産む。
分類
[編集]- Teratoscincus bedriagai NIKOLSKY, 1900
- Teratoscincus microlepis NIKOLSKY, 1900 ササメスキンクヤモリ
- Teratoscincus przewalskii STRAUCH, 1887 プシバルスキースキンクヤモリ Przewalski's frog eye gecko
- Teratoscincus roborowskii BEDRIAGA, 1906 ロボロフスキースキンクヤモリ(トルキスタンスキンクヤモリの亜種、シノニムとする説もあり)
- Teratoscincus scincus (SCHLEGEL, 1858) トルキスタンスキンクヤモリ Common frog eye gecko
- Teratoscincus toksunicus WANG, 1989
人間との関係
[編集]ペット用として飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に野生個体が流通するが、繁殖個体が流通することもある。 以前は輸送状態の悪さ等から体調を崩している個体が多かったが、近年流通する個体は以前に比べると丈夫だとされる。テラリウムで飼育される。地面に穴を掘るため、砂等の床材を厚く敷いて飼育される。砂漠に生息するため昼間は局所的な熱源等で高温の部分を作るが、ケージ全体を乾燥させないで床材の底が湿っている状態を維持する必要がある。