スウェーデン水陸両用軍団
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スウェーデン水陸両用軍団 | |
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創設 | 2000年7月1日 |
所属政体 | スウェーデン |
所属組織 | スウェーデン海軍 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵種/任務 | 海兵隊 |
人員 | 700名 |
所在地 | ストックホルム県ハーニンゲ市 |
戦歴 | アフガニスタン紛争 (2001年-) |
スウェーデン水陸両用軍団(スウェーデンすいりくりょうようぐんだん、スウェーデン語: Amfibiekåren)は、スウェーデン海軍の傘下にある水陸両用部隊である。ストックホルム県ハーニンゲ市のベルガ海軍基地に司令部を置く。
概要
[編集]前身は中世の要塞駐留部隊にまで遡ることができるが、直接的には沿岸砲兵隊(Kustartilleriet)が2000年7月1日に改編されたものである。改編当初は5個水陸両用戦連隊が編制されていたが、4個連隊が順次廃止され、1個連隊の編成となっていた。しかし、2021年より1個連隊が復活し現在は2個連隊の編成となっている[1][2]。
主力の第1水陸両用戦連隊は1個大隊規模で、軽歩兵部隊の沿岸猟兵中隊、臨検を行う哨戒中隊、沿岸監視部隊の偵察中隊、高速揚陸艇を装備する高速機動襲撃艇中隊で構成され、沿岸部への強襲や水路警戒を任務とする[3]。
部隊編成
[編集]主要装備
[編集]- ピラーニャ装輪偵察車
- ボフォース Ak 5小銃
- FN Ksp 90軽機関銃
- バレット AG90対物狙撃銃
- カールグスタフ 84mm無反動砲
- Rb 55対戦車ミサイル
- RBS 17地対艦ミサイル
- RBS 70携帯式地対空ミサイル
- GIRAFFE沿岸監視レーダー
- CB90級高速襲撃艇
出典
[編集]- ^ “Totalförsvaret 2021–2025 (Proposition 2020/21:30)” (スウェーデン語). www.riksdagen.se. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “Kronprinsessan återinrättade Älvsborgs amfibieregemente - Sveriges Kungahus”. web.archive.org (2021年10月20日). 2024年4月10日閲覧。
- ^ 荒木4
参考資料
[編集]- 荒木雅也「各国の海兵隊〈4〉」『PANZER』第548号、アルゴノート社、2014年1月、52-57頁。