スウェーデン気象・水文研究所
表示
スウェーデン気象・水文研究所 | |
---|---|
正式名称 | スウェーデン気象・水文研究所 |
略称 | SMHI |
予算 | 1,000百万スウェーデン・クローナ(約120億円)[1] |
設立年月日 | 1945年 |
ウェブサイト |
www |
スウェーデン気象・水文研究所(スウェーデンきしょう・すいぶんけんきゅうじょ、スウェーデン語: Sveriges meteorologiska och hydrologiska institut、略称:SMHI)は、スウェーデンの政府機関である。気象・水文・海洋・気候に関する情報を提供し、研究や教育を行う。本部はノーショーピングにある[2]。
沿革
[編集]- 1945年 - スウェーデン気象局とスウェーデン水文局が統合されて、スウェーデン気象・水文研究所が発足する。
- 1954年 - マリン・ファルケンマークが入所し、水文学者としてのキャリアをスタートさせる。
- 1975年 - スウェーデン海洋研究所と統合される。
- 1998年 - スウェーデン海洋研究所が分離される。
- 2006年 - ノルショーピングに新しい本部ビルが完成する。
職員と組織
[編集]SMHIは本部のほかに、ヨーテボリ、マルメ、スンツヴァル、[[ウプランズ・ヴェスビー ]]に事務所を置いている。スウェーデンの一般大衆にとって、SMHIは主にスヴェリエス・ラジオが提供する公共サービスラジオの天気予報で知られている。スウェーデンの他の主要なメディア企業も、SMHIから天気予報を購入している。
SMHIには約650人の職員がいる。研究部門には、ロスビー・センターを含む約100人の科学者が所属している。研究部門は以下の6つのユニットに分かれている[3]。
- 気象予測と解析
- 大気質
- 海洋学
- 水文学
- ロスビー・センター(地域・全球気候モデリング)
- 大気リモートセンシング
地域・全球気候モデリングはロスビー・センターで行われており、同センターは1997年にSMHI内に設立された[4]。
環境研究は6つの研究ユニットすべてで行われている。HIRLAM(高解像度限域モデル)プロジェクトへの貢献を提供するプロジェクトもある。
研究部門の主な目的は、研究所と社会に研究開発で支援することである。研究者たちは多くの国内外の研究プロジェクトに参加している。
脚注
[編集]- ^ SMHI - Årsredovisning 2019. https://www.smhi.se/polopoly_fs/1.159422!/Menu/general/extGroup/attachmentColHold/mainCol1/file/%C3%85rsredovisning%202019.pdf
- ^ スウェーデン気象水文研究所について https://www.smhi.se/en/about-smhi
- ^ 研究 - SMHIのウェブサイト
- ^ ロスビー・センターについて - SMHIのウェブサイト