スイラン属
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スイラン属 | ||||||||||||||||||
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スイラン
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Hololeion | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
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スイラン属(すいらんぞく Hololeion)とはキク科の属の1つ。
特徴
[編集]湿地に生える多年草で、茎は高く立ち上がり、地下に匍匐茎を出す。頭花は黄色で舌状花のみからなり、上を向いて開く。東アジアに2種あるのみ。
スイラン属の種
[編集]- スイラン H. krameri - 日本では東海地方から九州に分布する[1]。高さは0.5-1 m程で、直径3-3.5 cm程の黄色い花を9-11月に咲かせる[2][3]。細長い花がシュンランに似ている[3]。多数の都道府県でレッドリストの種の指定を受けている[4]。
- チョウセンスイラン H. maximowiczii - 日本では九州に分布する。別名が「マンシュウスイラン」。環境省により準絶滅危惧の種の指定を受けている[5]。九州の全県でレッドリストの種の指定を受けている[4]。
脚注
[編集]- ^ 林弥栄『日本の野草』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2009年10月、111頁。ISBN 9784635090421。
- ^ 永田芳男『秋の野草』山と溪谷社〈山溪フィールドブックス〉、2006年10月、10頁。ISBN 4635060683。
- ^ a b 永田芳男『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年8月、101頁。ISBN 4635070018。
- ^ a b “日本のレッドデータ検索システム(スイラン)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年10月17日閲覧。
- ^ “植物絶滅危惧種情報検索(チョウセンスイラン)”. 生物多様性情報システム (2007年8月3日). 2011年10月17日閲覧。