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ジョーンズ郡 (ミシシッピ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミシシッピ州ジョーンズ郡
エリスビル市にあるジョーンズ郡庁舎
ジョーンズ郡の位置を示したミシシッピ州の地図
郡のミシシッピ州内の位置
ミシシッピ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1826年
郡庁所在地 ローレルおよび
エリスビル
最大の都市 ローレル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,812 km2 (699.73 mi2)
1,797 km2 (693.82 mi2)
15 km2 (5.91 mi2), 0.84%
人口
 - (2020年)
 - 密度

67,246人
標準時 中部: UTC-6/-5

ジョーンズ郡: Jones County)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州である。人口は6万7246人(2020年)[1]郡庁所在地ローレル、およびエリスビルの2つである。

ジョーンズ郡はローレル都市圏に属している。

歴史

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ジョーンズ郡は1826年1月24日に、コビントン郡ウェイン郡の一部を合わせて設立され、郡名はジョン・ポール・ジョーンズに因んで名付けられた。アメリカ合衆国内には他にもジョーンズ郡があるが、ジョン・ポール・ジョーンズに因む命名はこの郡だけである。郡庁所在地のエリスビルはミシシッピ州議会議員であり、ポカホンタスの直系子孫だと主張したポウハタン・エリスに因む命名だった。1830年代から1840年代の経済的不況の時代にミシシッピ州南部から主にテキサス州への住民の脱出が起こり、"GTT" ("Gone to Texas") というスローガンが流行った。[要出典]

南北戦争の時代、ジョーンズ郡や隣接郡、特に西隣のコビントン郡は南軍脱走兵の隠れ家になった。自称「大尉」のニュートン・ナイトが率いる脱走兵集団は、自らをナイトの中隊と呼び、脱走容疑で逮捕のために派遣された州や南軍の部隊と散発的な戦闘を行った[2]。ナイト大尉の「反乱」が、ジョーンズ郡はアメリカ連合国から脱退し、「ジョーンズ自由州」と呼ぶ政体を設立したといわれるが実際に脱退したかについては学者の間で争いがある。(2016年、『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』として映画化)。

地理

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アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は699.73平方マイル (1,812.3 km2)であり、このうち陸地693.82平方マイル (1,797.0 km2)、水域は5.91平方マイル (15.3 km2)で水域率は0.84%である[3]

主要高規格道路

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空港

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ハッティズバーグ・ローレル地域空港が郡内の未編入領域、モーゼル近くにある[4][5]

隣接する郡

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国立保護地域

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  • デソト国立の森(部分)

人口動態

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人口推移
人口
18301,471
18401,258−14.5%
18502,16472.0%
18603,32353.6%
18703,313−0.3%
18803,82815.5%
18908,333117.7%
190017,846114.2%
191029,88567.5%
192032,91910.2%
193041,49226.0%
194049,22718.6%
195057,23516.3%
196059,5424.0%
197056,357−5.3%
198061,9129.9%
199062,0310.2%
200064,9584.7%
201067,7614.3%
202067,246−0.8%
MS Counties 1900-1990
GeoHive - 2000 & 2010 statistics

以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 64,958人
  • 世帯数: 24,275 世帯
  • 家族数: 17,550 家族
  • 人口密度: 36人/km2(94人/mi2
  • 住居数: 26,921軒
  • 住居密度: 15軒/km2(39軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 25.8%
  • 18-24歳: 10.5%
  • 25-44歳: 27.3%
  • 45-64歳: 22.2%
  • 65歳以上: 14.2%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 93.7
    • 18歳以上: 90.1

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 32.6%
  • 結婚・同居している夫婦: 53.0%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 15.1%
  • 非家族世帯: 27.7%
  • 単身世帯: 24.4%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.0%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.61人
    • 家族: 3.08人

収入

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収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 28,786米ドル
    • 家族: 34,465米ドル
    • 性別
      • 男性: 28,273米ドル
      • 女性: 19,405米ドル
  • 人口1人あたり収入: 14,820米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 19.8%
    • 対家族数: 14.3%
    • 18歳未満: 25.0%
    • 65歳以上: 16.8%

州政府の機関

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ミシシッピ州心療省南ミシシッピ州立病院危機介入センターがローレル市とジョーンズ郡にある[6]

著名な出身者

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脚注

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  1. ^ Quickfacts.census.gov”. 01 Feb 2024閲覧。
  2. ^ Kelly Jr., James R. Newton Knight and the Legend of the Free State of Jones. Mississippi History Now. Mississippi Historical Society.
  3. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  4. ^ "Contact." Hattiesburg-Laurel Regional Airport. Retrieved on July 15, 2011. "Our Address Airport Director, 1002 Terminal Dr. Moselle, MS 39459"
  5. ^ "Hattiesburg city, Mississippi Archived 2006年9月24日, at the Wayback Machine.." U.S. Census Bureau. Retrieved on July 16, 2011.
  6. ^ "Contact Us Archived 2012年3月14日, at the Wayback Machine.." South Mississippi State Hospital. Retrieved on November 1, 2010. "SMSH Crisis Intervention Center 934 West Drive Laurel, MS 39440."

参考文献

[編集]
  • Victoria E. Bynum, The Free State of Jones: Mississippi's Longest Civil War (The University of North Carolina Press 2002).
  • Downing, David C. A South Divided: Portraits of Dissent in the Confederacy. Nashville: Cumberland House, 2007. ISBN 978-1-58182-587-9
  • Jenkins, Sally, and John Stauffer. The State of Jones. New York: Random House, 2009. ISBN 978-0-385-52593-0
  • Leverett, Rudy H., Legend of the Free State of Jones, University Press of Mississippi, 1984, 2nd printing 2009. ISBN 0-87805-227-5, ISBN 978-0-87805-227-1

外部リンク

[編集]

座標: 北緯31度37分 西経89度10分 / 北緯31.62度 西経89.17度 / 31.62; -89.17