ジョージア文化・遺跡保護省
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ジョージア文化・遺跡保護省 | |
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საქართვველოს კულტურისა და ძეგლთა დაცვის სამინისტრო | |
Coat of Arms of Georgia | |
組織の概要 | |
本部所在地 | 0102 ジョージア、トビリシ、サナピロ通りq.4 |
年間予算 | ₾8,500万ジョージア・ラリ(2015年)[1] |
行政官 |
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ウェブサイト | www.mcs.gov.ge |
ジョージア文化・遺跡保護省(グルジア語: საქართვველოს კულტურისა და ძეგლთა დაცვის სამინისტრო, sakartvelos kulturisa da dzeglta datsvis saministro.英語: The Ministry of Culture and Monument Protection of Georgia.)は、ジョージアの内閣(行政府)における政府機関[注釈 1]。ジョージアの文化や建築物をはじめとする記念物・遺跡の保全にかかわる活動を担当する。2016年現在の文化・遺跡保護大臣はグラム・オディシャリアである[2]。
沿革
[編集]同省は2010年6月におこなわれたジョージア政府の組織再編の結果、同年中に設立された[3] 。先行する「文化・遺跡保護・スポーツ省」は2つの別機関に分割された。ひとつは ジョージアスポーツ・青少年省であり、もうひとつが文化・遺跡保護省である[4][5]。
同省の機構
[編集]同省は大臣とそれを補佐する第一副大臣によって率いられており、彼らは文化遺産戦略や組織連携および許認可権、さらに国際プログラムとジョージア文化の普及部門を担当している。そして、3人の議員は、管理部門、イベント・地域連携部門、法務部門をそれぞれ担当している[6]。ジョージア議会は、同省の活動の制御について行使している[3]。2010年の同省の予算は5,497万7,500ジョージア・ラリであり、これは2,199万1,000ユーロにほぼ等しい[7]。
歴代大臣(2004年以降)
[編集]- ギオルギ・ガバシヴィリ, 2004年2月 – 2008年1月
- ニコロズ・ヴァチェイシヴィリ, 2008年1月– 2008年11月
- グリゴル・ヴァシャゼ, 2008年11月– 2008年12月
- ニカ・ルルア, 2008年12月 – 2012年10月
- グラム・オディシャリア、2012年10月– 2014年7月
- ミヘイル・ギオルガゼ、2014年7月– 現職
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 日本政府は2015年4月22日、国名呼称をロシア語に由来する「グルジア」から英語にもとづく「ジョージア」に改めた。『世界年鑑2016』(2016)p.483
出典
[編集]- ^ 2015 წლის ბიუჯეტის პირველადი პროექტი 2016年7月25日閲覧
- ^ “Government of Georgia”. 2011年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月1日閲覧。
- ^ a b “Georgia/ 3. Competence, decision-making and administration”. 2011年4月1日閲覧。
- ^ “The Joint Sitting of the Committee on Sector Economy and Economic Policy the Committee on legal Issues, the Committee on Sports and Youth Issues, and the Committee on Education and Culture”. Parliament of Georgia. (2010年6月28日) 2011年4月1日閲覧。
- ^ “Open Society Georgian Foundation. East East: Partnership Beyond Borders Program’s 2011 Strategy”. 2011年4月1日閲覧。
- ^ “Ministry of Culture and Monument Protection of Georgia. Structure”. 2011年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月1日閲覧。
- ^ “Georgia/ 6. Financing of culture. 6.1 Short overview”. 2011年4月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 共同通信社編著『世界年鑑2016』一般社団法人共同通信社、2016年3月。ISBN 978-4-7641-0686-4。