ジョン・ロビンソン・テート
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ジョン・ロビンソン・テート John Robinson Tait | |
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"The National Cyclopaedia of American Biography"の肖像 | |
生誕 |
1834年1月14日 アメリカ合衆国,シンシナティ |
死没 |
1909年7月29日 アメリカ合衆国,ボルチモア |
ジョン・ロビンソン・テート(John Robinson Tait、1834年1月14日 - 1909年7月29日)はアメリカ合衆国の著述家、風景画家である。
略歴
[編集]オハイオ州のシンシナティで生まれた。地元の高校を出てウェスト・バージニア州ベサニーのベサニー・カレッジで学んだ。ベサニーでは「The Stylus」という雑誌を出版した。
地元の風景画家、ソンターグ(William Louis Sonntag Sr.)から絵を学び、1853年にソンターグとロバート・ダンカンソンとヨーロッパ、特にイタリアを旅した。当時多くのアメリカ人画家が留学していたデュセルドルフにも1853年に訪れ、知り合いだったワージントン・ウィットレッジを通じて、エマヌエル・ロイツェやウィリアム・D・ワシントンといった画家と知り合った。1855年にアメリカに戻り、1859年に旅行記、" European Life, Legend, and Landscape" を出版した。
1859年から1870年の間に、デュッセルドルフに滞在し、1862年にデュッセルドルフ美術アカデミーに入学して[1]、ルドルフ・ヴィークマンの指導を受けた。デュッセルドルフの美術家協会、「Malkasten」の会員になり、アウグスト・ヴェーバーやアンドレアス・アッヒェンバッハからも学んだ。この間1866年と1870年代の初めアメリカに帰国し、1871年のシンシナティの展覧会に出展し、賞を受賞した。1873年から1876年の間はミュンヘン美術院でアドルフ・ハインリヒ・リアーにも学んだ。
1876年からボルチモアに住み、美術評論や詩を雑誌に寄稿することもあった。
作品
[編集]-
湖岸の朝 (1876)
-
Wildbach
-
トラジメーノ湖 (1855)
著作
[編集]- Dolce Far Niente, Parry and McMillan, Philadelphia 1859
- European Life, Legend, and Landscape, James Challen & Son, Philadelphia 1859
- Reminiscences of a Poet-Painter. In: Lippincott’s Magazine of Popular Literature and Science, XIX, 17, March 1877, pg.307 ff
脚注
[編集]- ^ [Bettina Baumgärtel, Sabine Schroyen, Lydia Immerheiser, Sabine Teichgröb: Verzeichnis der ausländischen Künstler und Künstlerinnen. Nationalität, Aufenthalt und Studium in Düsseldorf. In: Bettina Baumgärtel (Hrsg.): Die Düsseldorfer Malerschule und ihre internationale Ausstrahlung 1819–1918. Michael Imhof Verlag, Petersberg 2011, ISBN 978-3-86568-702-9, Band 1, S. 441
参考文献
[編集]- Emmanuel Bénézit: Dictionnaire critique et documentaire des peintres, sculpteurs, dessinateurs et graveurs de tous les temps et de tous les pays. Gmünd, Paris 1976, ISBN 2-7000-0149-4, Band 10, S. 57