ジョン・リチャード・シンプロット
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ジョン・リチャード・シンプロット(英: John Richard Simplot, 1909年1月4日 - 2008年5月25日)は、アメリカ合衆国の実業家。世界初の冷凍フライドポテト企業「シンプロット」の創業者であり、「ポテト王」の異名をもつ[1]。2007年の「フォーブス400」では、米国第89位の億万長者とされた[2]。
J・R・シンプロット[3]、ジャック・シンプロット[4][5]とも呼ばれる。
生涯・業績
[編集]→「シンプロット」も参照
1909年アイオワ州に生まれた後、一家でアイダホ州に移る[3]。14歳のとき家出・退学して働き始め[3]、1929年20歳のときシンプロットを創業[1]。1940年代、世界初の冷凍ポテトを開発[1]、1960年代からマクドナルドに納品し始め「ポテト王」となるに至る[3]。1973年まで社長、1994年まで会長、2008年の逝去まで名誉会長の地位にあった。
1980年、アイダホ州の半導体企業マイクロン・テクノロジ(1978年創設)を買収。「ポテト王」と同時に「パソコン王」にもなる[3]。
その他、アイダホ州ポカテロ市の史跡公園「シンプロット・スクエア」の設立などでも知られる[6]。
関連書籍
[編集]- エリック・シュローサー 著、楡井浩一 訳『ファストフードが世界を食いつくす』草思社、2001年。ISBN 9784794210715。(第5章「フライドポテトはなぜうまい」)
脚注
[編集]- ^ a b c d 「米国の「ポテト王」シンプロット氏、99歳で死去」『Reuters』2008年5月26日。2023年5月27日閲覧。
- ^ “#80 John Richard Simplot and family”. Forbes 178. (2006-09-21). ISSN 0015-6914. オリジナルのJanuary 3, 2007時点におけるアーカイブ。 2007年6月30日閲覧。.
- ^ a b c d e 脇英世. “アイダホのポテト王からパソコン王へ - @IT自分戦略研究所”. jibun.atmarkit.co.jp. 2023年5月27日閲覧。
- ^ 山口一臣『アメリカ食品企業の環境戦略 : マクドナルド社, スターキスト社(ハインツ子会社)の事例を中心として』成城大学経済研究所、1996年。 NCID BB20302808 。8f頁。
- ^ “シンプロット社資材総合カタログ【2023】”. 株式会社ヒューエンタープライズ. p. 2. 2023年5月27日閲覧。
- ^ “シンプロットスクエア 日本語|岩見沢市ホームページ”. www.city.iwamizawa.hokkaido.jp. 2023年5月27日閲覧。