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ジョン・ラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ラム
John Lamb
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2018年6月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州オレンジ郡ラ・パルマ英語版
生年月日 (1990-07-10) 1990年7月10日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト5巡目
初出場 2015年8月14日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョン・マイケル・ラムJohn Michael Lamb, 1990年7月10日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡ラ・パルマ英語版出身のプロ野球選手投手)。左投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。

経歴

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プロ入りとロイヤルズ傘下時代

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ロイヤルズ傘下時代(2014年4月10日)

2008年MLBドラフト5巡目(全体145位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、6月8日に契約。

2009年、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズ英語版でプロデビュー。6試合に先発登板して2勝2敗、防御率3.95、46奪三振を記録した。7月からパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版でプレー。8試合に先発登板して3勝1敗、防御率3.70、25奪三振を記録した。

2010年はまずA級バーリントン・ビーズ英語版でプレーし、8試合に先発登板して2勝3敗、防御率1.58、43奪三振の成績を残した。5月にA+級ウィルミントン・ブルーロックスへ昇格。A+級ウィルミントンでは13試合に先発登板し、6勝3敗、防御率1.45、90奪三振と好投。7月にAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズへ昇格した。AA級ノースウエストアーカンソーでは7試合に先発登板して2勝1敗、防御率5.45、26奪三振を記録した。

2011年はAA級ノースウエストアーカンソーで開幕を迎えたが、5月20日に右肘の故障で離脱し、6月3日にトミー・ジョン手術を受けた。この年はAA級ノースウエストアーカンソーでプレーし、8試合に先発登板して1勝2敗、防御率3.09、22奪三振のを記録した。

2012年8月にルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズで復帰。9月からはルーキー級アイダホフォールズでプレーした。オフの11月20日にロイヤルズとメジャー契約を結び[1]40人枠入りした。

2013年2月20日にロイヤルズと49万ドルの1年契約に合意[2]。A+級ウィルミントンで開幕を迎え、19試合に先発登板して4勝12敗、防御率5.63、76奪三振のを記録した。8月にAAA級オマハ・ストームチェイサーズへ昇格。AAA級オマハでは3試合に先発登板して1勝2敗、防御率6.75、10奪三振を記録した。

2014年2月27日にロイヤルズと50万ドルの1年契約に合意[3][4]。この年はAAA級オマハでプレーし、27試合(先発26試合)に登板して8勝10敗、防御率3.97、131奪三振を記録した。

レッズ時代

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2015年7月26日にジョニー・クエトと金銭とのトレードで、ブランドン・フィネガンコディ・リードと共にシンシナティ・レッズに移籍した[5]。8月14日にメジャー初昇格を果たし、同日のロサンゼルス・ドジャース戦にて先発でデビューしたが、6回5失点で敗戦投手となった[6]。この年は10試合に先発登板したが、4923回を投げ、1勝5敗、防御率5.80、被本塁打8という成績に終わった[7]。ただ、才能を見せた面もあり、58奪三振、奪三振率10.5を記録し、高い三振奪取能力を発揮した[7]

2016年は、2015年12月に背中の手術を受けたため開幕から故障者リストに入った。5月3日に故障者リストから復帰したが14試合に先発し、70回を投げ1勝7敗・防御率6.43の成績で、7月17日にマイナー・オプションでAAA級ルイビル・バッツに降格した[7]。10月24日には椎間板ヘルニアの手術を受けることが明らかになり[8]、27日にDFAとなった[9]

エンゼルス傘下時代

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2016年11月2日に金銭トレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[10]が、18日に自由契約となった。

その後、12月2日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[11]

2017年は開幕から故障者リスト入りしたまま登板が無く、5月9日には禁止薬物の使用が発覚して50試合の出場停止処分が科せられた[12]。この年は傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、13試合に先発登板して6勝3敗、防御率5.37、48奪三振を記録した。

2018年はAAA級ソルトレイクで開幕を迎え、6月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。オフの11月2日にFAとなった[7]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2015 CIN 10 10 0 0 0 1 5 0 0 .167 220 49.2 58 8 19 0 2 58 0 0 32 32 5.80 1.55
2016 14 14 0 0 0 1 7 0 0 .125 318 70.0 84 14 31 0 1 58 1 1 54 50 6.43 1.64
2018 LAA 3 3 0 0 0 0 1 0 0 .000 50 10.0 15 4 4 1 0 11 0 0 10 8 7.20 1.90
MLB:3年 27 27 0 0 0 2 13 0 0 .133 588 129.2 157 26 54 1 3 127 1 1 96 90 6.25 1.63
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

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  • 47 (2015年 - 2016年)
  • 46 (2018年)

脚注

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  1. ^ "Royals set 40-man roster ahead of tonight's deadline" (Press release) (英語). MLB.com (Kansas City Royals). 21 November 2012. 2014年12月30日閲覧
  2. ^ Hosmer, Moustakas, Cain among 12 signings” (英語). MLB.com (2013年2月21日). 2014年12月30日閲覧。
  3. ^ "Royals agree to terms with 10 players on one-year contracts for 2014" (Press release) (英語). MLB.com (Kansas City Royals). 28 February 2014. 2014年12月30日閲覧
  4. ^ Dick Kaegel (2014年2月28日). “Cain, nine others agree to contract terms”. MLB.com. 2014年12月30日閲覧。
  5. ^ Ruben Palacios (2015年7月26日). “Reds acquire pitchers Finnegan, Lamb and Reed in trade” (英語). FANTASY NEWS (CBSSports.com). http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25250828/reds-acquire-pitchers-finnegan-lamb-and-reed-in-trade 2015年7月27日閲覧。 
  6. ^ Gonzalez's 3-run homer powers Dodgers past Reds 5-3
  7. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2019年6月23日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2016年10月24日). “Reds’ John Lamb Undergoes Back Surgery”. MLB Trade Rumors. 2016年10月28日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2016年10月27日). “Reds Designate John Lamb, Select Contract Of Ariel Hernandez”. MLB Trade Rumors. 2016年10月28日閲覧。
  10. ^ http://www.daytondailynews.com/sports/reds-ship-john-lamb-tampa-bay-rays/ziU0OMrYNmXyvZW21ObppO/
  11. ^ Todd, Jeff (2016年12月3日). “Minor MLB Transactions: 12/3/16”. mlbtraderumors.com. 2017年1月14日閲覧。
  12. ^ Angels minor leaguer John Lamb given 50-game drug suspension”. Espn.com (2017年5月9日). 2017年5月19日閲覧。
  13. ^ Eric He (2018年6月16日). “Simmons returns from DL; Upton scratched” (英語). MLB.com. 2018年6月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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