ジョン・クイントン・プリングル
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ジョン・クイントン・プリングル John Quinton Pringle | |
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自画像(1895年) | |
生誕 |
1864年12月13日 グラスゴー |
死没 |
1925年4月25日 (60歳没) グラスゴー |
ジョン・クイントン・プリングル(John Quinton Pringle、1864年12月13日 - 1925年4月25日)は、スコットランドの画家である。グラスゴーで科学機器修理の店を経営しながら、画家として活動し、「グラスゴー派」の画家の一人とされる。
略歴
[編集]グラスゴーのDennistounという区域に鉄道会社職員の息子に生まれた。1869年から1874年の間は、父親が駅長を務めた駅のあるグラスゴー近郊のLangbankという村で暮らした。グラスゴーで教育を受け、グラスゴーに住んだ。
1876年に初等教育を終えると、光学機器の修理職人の徒弟となり、20年後に独立し、グラスゴーのGlasgow Crossに光学機器や電気機器の修理の店を開き、その後20年間、画家の仕事をしながら、店を経営した。
1883年から1888年の間、グラスゴー美術学校の夜間クラスや土曜の朝のクラスで絵を学んだ。同時期の夜間クラスで学んでいた学生にグラスゴー派の主要なメンバーであったチャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868-1928)がいた。1901年にロンドンで開かれた全国絵画コンクールで金メダルを受賞した。1902年にはウィーンで開かれた「ウィーン分離派」の展覧会にも出展した。1914年にロンドンのホワイトチャペル美術館(Whitechapel Art Gallery)で展覧会を開いた。
他の「グラスゴー派」の画家たちと同じくフランスの自然主義の画家、ジュール・バスティアン=ルパージュの作品に影響を受けたとされる。100点余りの作品を残し、多くは油絵で、比較的小さな作品で、人物や風景を描いた、
作品
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画家の兄の肖像画 (1890)
テート・ギャラリー -
青い帽子の少年
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グラスゴーのMuslin通り
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窓 (1924)
テート・ギャラリー
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Gartcoshの養鶏場 (1906)
National Galleries of Scotland -
"Children at the Burn" (1889)
テート・ギャラリー -
静物画
ケルビングローブ美術館・博物館
参考文献
[編集]- Dictionary of National Biography, Oxford, (2004) ISBN 0-19-865211-9
- John Q Pringle 1864-1925-a centenary exhibition (the catalogue) by J Meldrum and A Auld, Glasgow Art Galleries and Museums (1964)
- Scottish Arts Council Exhibition Catalogue (1981) by J Meldrum and D Brown