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ジョン・カリパリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・カリパリ
John Calipari
2014年のカリパリ
基本情報
役職 ヘッドコーチ
チーム アーカンソー・レイザーバックス
カンファレンス SEC
人物
生誕 (1959-02-10) 1959年2月10日(65歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ペンシルベニア州ムーンタウンシップ英語版
選手経歴
1978-1980 UNCウィルミントン英語版
1980-1982 クラリオン大学英語版
ポジション PG
コーチ経歴 (特記無き場合HC)
1982–1985 カンザス大学
(アソシエイト・アシスタント)
1985–1988 ピッツバーグ大学
(アシスタント)
1988–1996 UMass
19961999 ニュージャージー・ネッツ
1999–2000 フィラデルフィア・76ers
(アシスタント)
2000–2009 メンフィス大学
2009–2024 ケンタッキー大学
2024– アーカンソー大学
ヘッドコーチ記録
勝敗 813–260 (.758) (カレッジ )
72–112 (.391) (NBA)
受賞歴・記録
選手権
  • NCAAチャンピオン (2012)
  • 6× NCAAトーナメント・ファイナル・フォー (1996, 2008, 2011, 2012, 2014, 2015)
  • NITチャンピオン (2002)
  • SECチャンピオン (2010, 2011, 2015-2018)
  • 6× SECレギュラーシーズン最高勝率 (2010, 2012, 2015-2017, 2020)
  • 4× C-USAチャンピオン(2006-2009)
  • 5× C-USAレギュラーシーズン最高勝率 (2004, 2006-2009)
  • 5× A10チャンピオン (1992-1996)
  • 5× A10レギュラーシーズン最高勝率 (1992-1996)
受賞
  • ネイスミス・カレッジ最優秀コーチ賞 (1996, 2008, 2015)
  • APカレッジ最優秀コーチ賞 (2015)
  • NABC最優秀コーチ賞 (1996, 2009, 2015)
  • 2× アドルフ・ラップ賞 (2010, 2015)
  • ジム・フェラン最優秀コーチ賞 (2009)
  • 4× SEC最優秀コーチ賞 (2010, 2012, 2015, 2020)
  • 3× C-USA最優秀コーチ賞 (2006, 2008, 2009)
  • 3× A10最優秀コーチ賞 (1993, 1994, 1996)
  • バスケットボール殿堂
    2015年殿堂入り (profile)

    ジョン・ビンセント・カリパリJohn Vincent Calipari, 1959年2月10日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ムーンタウンシップ英語版出身のバスケットボール指導者。NCAAアーカンソー大学でヘッドコーチを務めている。2015年にはバスケットボール殿堂入りを果たした。

    来歴

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    カンザス大学

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    大学卒業後の1982年に現役を引退し、ラリー・ブラウンがヘッドコーチを務めていたカンザス大学のアシスタントコーチに就任した[1]

    ピッツバーグ大学

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    1985年にはピッツバーグ大学のアシスタントコーチに就任した。

    マサチューセッツ大学

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    1988年にマサチューセッツ大学のヘッドコーチに就任した。1996年に退任するまで、3度の年間最優秀コーチ賞を受賞した。

    ニュージャージー・ネッツ

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    1996年にNBAニュージャージー・ネッツのヘッドコーチに就任した。

    1年目の1996-97シーズンは26勝56敗と低迷した。苛立ちからかシーズン中の取材で記者に対して暴言を吐き、NBAから2万5000ドルの罰金処分を科せられた[2]。オフに行われたドラフトではトレードでキース・ヴァン・ホーンを獲得するなど補強に動いた。

    2年目の1997-98シーズンは43勝39敗と持ち直し、長年低迷していたチームをカンファレンス8位でプレーオフ進出に導いた。プレーオフでは1回戦でマイケル・ジョーダン擁するカンファレンス1位のシカゴ・ブルズと対戦し、3連敗で敗退した。

    3年目の1998-99シーズンシーズンはロックアウトにより短縮シーズンとなった。チームは前年の躍進もありダークホースとして期待されていたが、開幕戦でエースのサム・キャセールが負傷し、3勝15敗と低調なスタートとなってしまった。キャセールをミルウォーキー・バックスに放出し、代わりにミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードでステフォン・マーブリーを獲得したが状況は好転せず、3勝17敗となった時点で解任された。

    フィラデルフィア・76ers

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    ネッツから解任された直後、カンザス大学時代の恩師であるブラウンがヘッドコーチを務めていたフィラデルフィア・76ersのアシスタントコーチに就任した。

    1999-2000シーズンオフに退団した。

    メンフィス大学

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    2007年のカリパリ

    2000年にメンフィス大学のヘッドコーチに就任した。

    2002年から2018年までの間に自身がヘッドコーチを務めたチームで1年間プレーし、NBAドラフトにアーリーエントリーした選手は全員が1巡目で指名されている[3]

    2007-08シーズンにはデリック・ローズらを擁し、NCAAトーナメントで準優勝した。

    ケンタッキー大学

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    2008-09シーズンオフにメンフィス大学からの8年3165万ドルの延長オファーを断り、8年3465万ドルでケンタッキー大学のヘッドコーチに就任した[3]

    2011-12シーズンにはアンソニー・デイビスマイケル・キッド=ギルクリストのツインタワーを擁し、チームでは14年ぶり、自身としては初となるNCAAトーナメント優勝を果たした[4]

    2019年4月にケンタッキー大学と生涯契約を結んだ[5]

    脚注

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    1. ^ Tait, Matt (2012年4月2日). “John Calipari talks about KU days” (英語). KUsports.com. 2021年10月30日閲覧。
    2. ^ Roberts, Selena (1997年3月27日). “Stern Fines Calipari $25,000 for Insulting Reporter” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1997/03/27/sports/stern-fines-calipari-25000-for-insulting-reporter.html 2021年10月30日閲覧。 
    3. ^ a b Marcum, Jason (2018年6月21日). “Amazing John Calipari streak in the NBA Draft ends” (英語). A Sea Of Blue. 2021年10月30日閲覧。
    4. ^ 2012 Men's Basketball National Champions” (英語). University of Kentucky Athletics. 2021年10月30日閲覧。
    5. ^ Abdeldaiem, Alaa. “John Calipari, Kentucky agree to lifetime contract” (英語). Sports Illustrated. 2021年10月30日閲覧。

    外部リンク

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