ジョン・ウェスト (海賊)
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ジョン・ウェスト(John West、1713年-1714年活動)は、カリブ海の海賊であり、ベンジャミン・ホーニゴールドの仲間として知られる。
人物
[編集]1713年、ベンジャミン・ホーニゴールドとその同業者たちがニュープロビデンス島ナッソーを拠点に海賊行為を行ったさい、ウェストはその一員だった[1]。ホーニゴールド、ジョン・コックラム、ウェストは3つのグループに分散し、ピローグというカヌーを使ってフロリダ海峡からキューバで掠奪を行った[2]。ウェストはキューバのプランテーションから奴隷14人を連れ出し、一味は合計で13,000ポンド以上もの掠奪を行った[3]。1714年、ハバナのスペイン植民地当局が海賊行為の報復としてナッソーを攻撃しようとしていると噂が広まった時、ホーニゴールドはエルーセラ島で商人の娘と結婚していたコックラムの元に合流し、ウェストはジャマイカに逃亡した[4]。その後の人生は不明。
脚注
[編集]参考資料
[編集]- コリン・ウッダード(著)、大野晶子(訳)、『海賊共和国史 1696-1721年』2021年7月、パンローリング株式会社