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ジョニー・ロンドス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョニー・ロンドス
プロフィール
リングネーム ジョニー・ロンドス
チャールズ・ベレッツ
チャールズ・フェルフルスト
チャーリー・フェルフルスト
本名 Charles Verhulst
ニックネーム ベルギーの黄金男[1]
Golden Man from Belgium[2]
身長 182cm[2]
体重 108kg - 110kg[2]
誕生日 1939年????[2]
1934年説もあり)[1]
出身地 ベルギーの旗 ベルギー
リエージュ州リエージュ[2]
スポーツ歴 レスリング[1]
トレーナー カール・ゴッチ[3]
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ジョニー・ロンドスJohnny Londos、本名:Charles "Charly" Verhulst1939年 - )は、ベルギーの元プロレスラーワロン地域リエージュ州リエージュ出身[2]。生年は1938年または1934年ともされる[1]

ヨーロッパ各国を主戦場に、同国人である師匠のカール・ゴッチ同様のシューターとして名を馳せた[3]。日本にも、ゴッチのブッキングで新日本プロレスUWFに参戦している[3]

来歴

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アマチュアレスリングを経てプロ入りし[1]、本名のチャールズ・フェルフルストチャールズ・ヴェルハースト)をリングネームイギリスドイツなど各国で活動。1970年1971年にはドイツのハノーバー・トーナメントに出場し、レネ・ラサルテスピート・ロバーツイワン・ストロゴフ、ティト・コパ、そして日本から遠征していたミッキー・イノウエことマイティ井上清美川らと対戦した[4][5]

1972年1月、チャールズ・ベレッツの名義で国際プロレスに初来日[6]。同年11月には、この年に旗揚げした新日本プロレスに、ジョニー・ロンドスと名乗って参戦[7]。これは彼をブッキングしたカール・ゴッチが名付けた日本限定のリングネームで[3]、「黄金のギリシャ人」と呼ばれた戦前のプロレスラー、ジム・ロンドスにあやかったものだという[1]1974年2月の再来日では、新日本プロレスに初登場したアンドレ・ザ・ジャイアントともタッグを組んだ[8]

1978年11月には、ドイツのローラン・ボックアントニオ猪木を招聘してプロモートした "Inoki Europa Tournee 1978(イノキ・ヨーロッパ・ツアー1978)" に参加。11月26日には故郷ベルギーのリエージュにて猪木とのシングルマッチが行われた[9]。なお、ボックはプロレス転向時にロンドスのコーチを受けており、彼について「プロレス界で出会ったベストレスラーの一人で、最高のテクニシャン」「プロレス界で友人と呼べたのは、ジョージ・ゴーディエンコとチャーリーだけだった」などと賛辞を呈している[3]

1979年5月には、弟子のミレ・ツルノに同行して国際プロレスに久々に登場(名義はチャールズ・ベレッツ)[10]。5月6日に後楽園ホールで行われたツルノvs阿修羅・原WWU世界ジュニアヘビー級王座戦ではツルノのセコンドを務めた。この来日は、当時国際プロレスと協調関係にあった新日本プロレスによるブッキングで、翌1980年8月からは再び新日本に参戦。ジュニアヘビー級戦線に起用され、1982年10月の来日では初代タイガーマスクとも再三対戦した[11]

その後、ヨーロッパではドイツとオーストリアの両国を主戦場に、オットー・ワンツが主宰していたCWA(キャッチ・レスリング・アソシエーション)で活動。ベビーフェイスのポジションでトニー・セント・クレアースティーブ・ライトとタッグを組み、1984年にはアメリカのAWAから招聘されたバロン・フォン・ラシクとも対戦している[12]

1985年1月、ゴッチがブッカーに就任していた第1次UWFに来日[13]。これが最後の日本マット登場となったが、CWAでは選手のトレーナーも務め、キャリア晩年の1988年下期には、欧州にて海外武者修行中だった船木優治をトレーニングしている[3]

得意技

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指導選手

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『THE WRESTLER BEST 1000』P313(1996年、日本スポーツ出版社
  2. ^ a b c d e f Charly Verhulst”. Cagematch.net. 2014年7月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 『Gスピリッツ Vol.23』 P70-71(2012年、辰巳出版ISBN 4777810054
  4. ^ The matches of Charles Verhulst fought at Germany in the year 1970”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  5. ^ The matches of Charles Verhulst fought at Germany in the year 1971”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  6. ^ IWE 1972 New Year Pioneer Series”. Puroresu.com. 2016年12月11日閲覧。
  7. ^ NJPW 1972 New Diamond Series”. Puroresu.com. 2016年12月11日閲覧。
  8. ^ The NJPW matches fought by Charles Verhulst in 1974”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  9. ^ Roland Bock's Catch Europa Tournee”. Cagematch.net. 2014年7月12日閲覧。
  10. ^ IWE 1979 Big Challenge Series”. Puroresu.com. 2016年12月11日閲覧。
  11. ^ The NJPW matches fought by Charles Verhulst in 1982”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  12. ^ The matches Charles Verhulst fought at Austria in the year 1984”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  13. ^ The UWF matches fought by Charles Verhulst in 1985”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  14. ^ Roland Bock”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  15. ^ Mile Zrno”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。
  16. ^ Bobby Gaetano”. Wrestlingdata.com. 2014年7月12日閲覧。

外部リンク

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