ジョニー・エストラーダ
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ヘイワード |
生年月日 | 1976年6月27日(48歳) |
身長 体重 |
5' 11" =約180.3 cm 255 lb =約115.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 1997年 MLBドラフト17巡目 |
初出場 | 2001年5月15日 |
年俸 | $1,250,000[1](2008年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ジョニー・P・エストラーダ3世(Johnny P. Estrada III, 1976年6月27日 - )はアメリカ合衆国 カリフォルニア州ヘイワード出身の野球選手(捕手)。スイッチヒッター。
来歴
[編集]1997年6月5日に、フィラデルフィア・フィリーズと契約し、プロ入り。2001年5月15日に、同球団からメジャーデビューを果たす。しかし、当時の正捕手マイク・リーバーサルの壁は厚く、ポジションを掴むことはできなかった。2002年12月20日に、ケビン・ミルウッドとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍。
2002年とアトランタ・ブレーブスに移籍した2003年は出場機会が少なかったが、ブレーブスの強打のキャッチャーだったハビー・ロペスがボルチモア・オリオールズにFA移籍した2004年に正捕手に定着し、打率3割1分4厘の活躍でオールスターゲームに選出され、同年に日米野球でも来日した。
2005年は若手のブライアン・マッキャン捕手の台頭もあって、再び出場機会が減少。同年12月7日に、ランス・コーミエおよびオスカー・ビヤレアルとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。
2006年はオールスター並みの成績を収めた。同年11月25日に、ダグ・デービスおよびデイナ・イブランド、デーブ・クリンゼルとのトレードで、他2選手と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍(他2選手は、グレッグ・アキーノおよびクラウディオ・バーガス)。
2007年11月20日に、ギレルモ・モタとのトレードでメッツに移籍。FAとしてワシントン・ナショナルズへ移籍した、ポール・ロデューカの後釜をつとめると思われた。しかし、12月12日にFAとなる。
2008年1月31日に、1年契約でナショナルズへFA移籍。ロデューカのバックアップをつとめる事となった。
コンタクトに優れており、三振はあまりしないが選球眼が悪く、打率が高い割には出塁率が低い。捕手としては、肩は強くなく、盗塁阻止率は悪い。また、2004年の日米野球では、赤星憲広や岩村明憲に対して、多くの盗塁を許した。また鈍足の持ち主で盗塁、三塁打は未だゼロ。
1970年代のテレビ・ドラマ、白バイ野郎ジョン&パンチの主人公、パンチョレロ役のエリック・エストラーダと苗字が一緒だったこともあり、フィリーズ時代は"パンチ"の愛称でも呼ばれた。 [1]。
獲得タイトル・記録
[編集]- シルバースラッガー賞 1回:2004年
- MLBオールスターゲーム選出 1回:2004年
年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2001 | PHI | 89 | 324 | 298 | 26 | 68 | 15 | 0 | 8 | 107 | 37 | 0 | 0 | 2 | 4 | 16 | 6 | 4 | 32 | 15 | .228 | .273 | .359 | .632 |
2002 | 10 | 19 | 17 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | .118 | .211 | .176 | .387 | |
2003 | ATL | 16 | 39 | 36 | 2 | 11 | 0 | 0 | 0 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 1 | .306 | .359 | .306 | .665 |
2004 | 134 | 517 | 462 | 56 | 145 | 36 | 0 | 9 | 208 | 76 | 0 | 0 | 1 | 4 | 39 | 7 | 11 | 66 | 18 | .314 | .378 | .450 | .828 | |
2005 | 105 | 383 | 357 | 31 | 93 | 26 | 0 | 4 | 131 | 39 | 0 | 0 | 0 | 3 | 20 | 6 | 3 | 38 | 13 | .261 | .303 | .367 | .670 | |
2006 | ARI | 115 | 443 | 414 | 43 | 125 | 26 | 0 | 11 | 184 | 71 | 0 | 0 | 1 | 8 | 13 | 7 | 7 | 40 | 17 | .302 | .328 | .444 | .772 |
2007 | MIL | 120 | 464 | 442 | 40 | 123 | 25 | 0 | 10 | 178 | 54 | 0 | 0 | 1 | 7 | 12 | 3 | 2 | 43 | 16 | .278 | .296 | .403 | .699 |
2008 | WSH | 23 | 55 | 53 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 9 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | .170 | .200 | .170 | .370 |
通算:8年 | 612 | 2244 | 2079 | 198 | 576 | 129 | 0 | 42 | 831 | 285 | 0 | 0 | 5 | 26 | 103 | 30 | 31 | 228 | 80 | .277 | .317 | .400 | .717 |
- 2008年度シーズン終了時
参考資料
[編集]- ^ “Senior Circuit Surprises”. 2008年2月7日閲覧。