ジョゼフ・ブラン
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ジョゼフ・ブラン Joseph Blanc | |
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生誕 |
1846年1月25日 パリ |
死没 |
1904年7月5日 パリ |
受賞 |
レジオンドヌール勲章オフィシエ ローマ賞 |
ジョゼフ・ブラン(Joseph-Paul Blanc[1]、1846年1月25日 - 1904年7月5日[2])はフランスの画家である。歴史画を得意とした。
略歴
[編集]パリで生まれた。パリ国立高等美術学校でエミール・ビンやアレクサンドル・カバネルに学び[3]、1867年に「ライオスを殺すオィデプス(Le Meurtre de Laïus par Œdipe)」を描きローマ賞を受賞した。モンマルトルに工房を開き若い学生を指導した。1889年にパリ国立高等美術学校の教授に任じられた。
宗教的なテーマや神話や歴史に題材を得た作品を描き、政治家などの肖像画も描いた。パリのパンテオン、オペラ=コミック座、パリ市庁舎などの装飾画も描いた。
1900年から1923年まで発行されたフランスの低額切手のシリーズ(Type Blanc)で用いられたデザインの原画を描いたことでも知られている。
作品
[編集]脚注
[編集]- ^ Paul-Joseph Blancが本名ともされる。
- ^ Archives de Paris, acte de décès n°2944 dressé le 05/07/1904, vue 15/31
- ^ Nouveau Larousse illustré - Dictionnaire universel encyclopédique, tome 2, p.105
参考文献
[編集]- Dictionnaire des peintres à Montmartre. Peintres, sculpteurs, graveurs, dessinateurs, illustrateurs, plasticiens aux XIXe et XXe siècles, Éditions André Roussard, 1999.
- Emmanuel Bénézit, Dictionnaire des peintres, sculpteurs, dessinateurs et graveurs, Gründ, 1999.
- Pierre Sérié, Joseph Blanc (1846-1904) : peintre d'histoire et décorateur, Paris : École du Louvre et Réunion des Musées nationaux, 2008