ジョセフ・ヒース
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ジョセフ・ヒース(Joseph Heath) | |
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生誕 | 1967年(56 - 57歳) |
国籍 | カナダ人 |
出身校 |
マギル大学 ノースウェスタン大学 |
職業 | 教授 |
雇用者 | トロント大学 |
代表作 |
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ジョセフ・ヒース FRSC(Joseph Heath、1967-)はカナダの哲学者。トロント大学の哲学教授であり、同大倫理学センターの元所長である。公共政策学部でも教鞭をとっている[1]。1990年にマギル大学で文学士号を取得した。教師にはチャールズ・テイラーが含まれる。修士号と哲学博士号(1995)はノースウェスタン大学で取得し、トーマス・A・マッカーシーとユルゲン・ハーバーマスに師事した[2]。『反逆の神話』を含む一般書や専門書を発表している。哲学における成果は、政治哲学、ビジネス倫理、合理的選択理論、行動理論、批判理論の論文や著書などである。
ヒースは、Pierre Elliott Trudeau Foundation Fellowship(2012)の受賞者である[3] 。2013年にはカナダ王立協会に任命された[4]。著書『啓蒙思想2.0』が2014年にShaughnessy Cohen Prize for Political Writingを受賞した[5]。
著書
[編集]一般書
[編集]- Heath, Joseph The Efficient Society: Why Canada is as Close to Utopia as it Gets Viking, 2001. ISBN 0670891495 (未訳)
- ジョセフ・ヒース、アンドリュー・ポッター 著、栗原 百代 訳『反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか』NTT出版、2014年。ISBN 978-4757143203。
- ジョセフ・ヒース 著、栗原 百代 訳『資本主義が嫌いな人のための経済学』NTT出版、2014年。ISBN 978-4757122819。
- ジョセフ・ヒース 著、栗原 百代 訳『啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために』NTT出版、2014年。ISBN 978-4757143197。
専門書
[編集]- Heath, Joseph "Communicative Action and Rational Choice" MIT, 2003. ISBN 9780262275156 (未訳)
- ジョセフ・ヒース 著、瀧澤 弘和 訳『ルールに従う―社会科学の規範理論序説』NTT出版、2013年。ISBN 978-4757142367。
- Heath, Joseph "Morality, Competition, and The Firm: The Market Failures Approach to Business Ethics" Oxford University Press, 2014. ISBN 9780199990481 (未訳)
メディア出演
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ University of Toronto School of Public Policy and Governance Archived December 24, 2013, at the Wayback Machine.
- ^ Biography - Trudeau Fondation, www.trudeaufoundation.ca
- ^ Media release - Trudeau Foundation
- ^ RSC 2013 New Fellows
- ^ "Writers' Trust of Canada". March 16, 2015.
- ^ "スピンオフ 思考のオルタナティブ 分断を超える哲学 ジョセフ・ヒース". NHK. 2023年10月31日. 2023年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月31日閲覧。