ジョギリ屋ジョーがやって来る
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ジョギリ屋ジョーがやって来る | |
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ジャンル | ダークファンタジー |
漫画 | |
作者 | フクイタクミ |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
発表期間 | 2009年10号 - 2009年17号 |
話数 | 全8話 |
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『ジョギリ屋ジョーがやって来る』(ジョギリやジョーがやってくる)は、フクイタクミによる日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2009年10号から17号まで連載された。全8話。単行本は全一巻(電子書籍版のみ発売)。
ストーリー
[編集]ベベン♪
三味線の音が鳴り響く。三味線を弾きながら、少女が歌う。
「切りたいモノがあるならば ジョギリ屋ジョーを呼べば良い♪」
誰でも、心の中に1つや2つ、切りたいモノがあるものさ。そんな時には、ジョギリ屋ジョーを呼べば良い。切ってもらった代償に、自分も何かを切られてしまう。そんな覚悟があるのなら、ジョギリ屋ジョーを呼べば良い…
登場人物
[編集]- ジョー
- 謎の切り裂き魔。フードのついたコートを着た長髪の男。巨大なハサミで何でも真っ二つに切り裂く。依頼があれば何でも切るが、その代償として依頼者の肉体の一部を切り取っていく。
- 体をバラバラに切断されても、ハサミが無傷なら再生できる。
- お鞠(おマリ)
- ジョーの傍らにいるお供の少女。三味線を弾きながら、ジョギリ屋ジョーの歌を歌う。小柄な体で、手足や首に包帯を巻いている。10年以上前から、容姿が変わっていない。
- ギィゴ
- 「ノコ挽きギィゴ」と名乗る、謎の挽き裂き魔。歯は全て鋭く尖っており、顔や体に鋸歯状のギザギザの傷が幾つも走っている。鋸を使って現実を挽き裂く。その代償は、依頼者の命か「現実」。
- 村田 ひかり(ムラタ ひかり)
- 黒い髪をポニーテールにした少女。河城ゆきの幼馴染。他の全てでは勝っているのに、勉強ではどうしてもゆきに勝てないため、いつしか彼女を憎むようになる。
- 河城 ゆき(カワシロ ゆき)
- 眼鏡をかけた背の低い地味な少女。村田ひかりの幼馴染。勉強が得意で、成績はいつもトップ。
- わかば
- 今は廃村になった僻地の村に暮らしていた少女。村に逃げ込んできた強盗殺人犯に襲われた際、持っていた傘で目を突いてしまい、犯人を激昂させる。
- 橋雄(ハシオ)
- わかばと同じ村に暮らしていた少年。目が隠れるほど前髪を伸ばしている。口下手なのか、あまり喋らない。わかばを襲った逃走犯を半殺しにしてしまう。
- 礼二(レイジ)
- わかばと同じ村に暮らしていた少年。乱暴者。逃走犯を、まだ生きていると知りながら、たて穴の底に投げ捨てる。
- 坂本 ユリ(さかもと ユリ)
- 将来はケーキ屋になることを夢見る少女。祖父の代からの約束で、豪徳寺光丸と結婚させられることになる。
- 豪徳寺 光丸(ごうとくじ ミツマル)
- 町を牛耳る豪徳寺社長のわがまま息子。
- 松木(マツキ)
- 天野月小学校4年3組の生徒。ジョーの噂話を友達に話して聞かせていた。
- 小宮(コミヤ)
- 天野月小学校4年3組の生徒。怖がりの女の子。
- 先生
- 天野月小学校4年3組の担任教師。子供の頃、動物を虐待していた男をジョーに「切って」もらった。
- 友和(トモカズ)
- 引きこもりの少年。ノコ挽きギィゴに、自分の世界を現実と切り離してもらう。
- ミカ
- 友和の姉。