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ジャネンシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャネンシア
地質時代
ジュラ紀後期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 竜脚形亜目 Sauropodomorpha
下目 : 竜脚下目 Sauropoda
階級なし : ティタノサウルス形類 Titanosauriformes
: ジャネンシア属 Janenschia
学名
Janenschia
Wild, 1991
シノニム
  • Gigantosaurus robusta Fraas, 1908
  • Tornieria robusta Sternfeld, 1911
  • Barosaurus robusta Janensch1922
下位分類(

(originally Gigantosaurus

ジャネンシアJanenschia "ヤーネンシュのトカゲ"の意味)はジュラ紀後期(1億5500万年前)にアフリカに生息した大型の竜脚類である。元来はディプロドクス科トルニエリア/バロサウルス(さらに以前には"ギガントサウルス")の考えられていたが、後にティタノサウルス形類に近縁な別の属であると分かった[1](経緯についての詳細はトルニエリア#発見と命名を参照)。現在までにタンザニアのみから発見されている。食性は他の竜脚類のように草食であったようだ。

タイプ種Janenschia robustaで1991年にドイツの古生物学者Rupert Wildによって記載された。属名はドイツの古生物学者、ヴェルナー・ヤーネンシュen)に献名されたものである[1]。種小名はラテン語で「頑丈な」という意味で、こらはギガントサウルスとして最初に記載された際、同時に発見され、同属とされたギガントサウルス・アフリカヌス(後のトルニエリア・アフリカナ)に対してより頑丈そうな骨格であったことから名づけられたものである[2]

参照

[編集]
  1. ^ a b R. Wild. 1991. Janenschia n. g. robusta (E. Fraas 1908) pro Tornieria robusta (E. Fraas 1908) (Reptilia, Saurischia, Sauropodomorpha) [Janenschia n. g. robusta (E. Fraas 1908) for Tornieria robusta (E. Fraas 1908) (Reptilia, Saurischia, Sauropodomorpha)]. Stuttgarter Beiträge zur Naturkunde, Serie B (Geologie und Paläontologie) 173:1-4
  2. ^ E. Fraas, 1908, "Dinosaurierfunde in Ostafrika", Jahreshefte des Vereins für Vaterländische Naturkunde in Württemberg 64: 84-86