ジャネット・クライン
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ジャネット・クライン(Janet Klein)はアメリカのミュージシャンである。
概要
[編集]オールディーズ、つまり第2次世界大戦以前(1910年代~30年代)のアメリカのポップス、ヴォードヴィル、ブルース、ラグタイム、ジャズ、ハワイアンなどを好んで歌い演奏している(主にウクレレ)。ファッションへのこだわりも徹底していて、アルバムジャケットやステージでは20世紀前半のアメリカまたはヨーロッパ風の服装で登場する。グラフィック・デザイナーという一面を持ち、アルバムジャケットや自身の公式サイト、ライヴの告知ポスターのデザインも手がけている。
ステージ上では「パーラー・ボーイズ」(Parlor Boys)と呼ばれるバンドがジャネットをサポートしている。彼女がこれまで発表しているアルバム(最初のアルバムを除く)の名義は「ジャネット・クライン・アンド・ハー・パーラー・ボーイズ」(Janet Klein & Her Parlor Boys)となっている。
往年の曲についての博識とマニアックな選曲(本人曰く「ほとんど知られていなく、愛らしく、いかがわしい曲」)、そして明瞭な歌声は、懐メロファンだけでなく他の音楽ファンも惹きつけている。
ジャネットはアメリカだけでなく日本でも人気を得ている。日本の過去の曲にも関心を寄せていて、アルバム「レディ・フォー・ユー」国内盤では「銀座カンカン娘」、「泣かせて頂戴」を日本語でカヴァーしている。2008年には同年の来日公演のライヴを収録した2枚組CD-Rを3枚同時発表し親日家ぶりを示している。
ディスコグラフィー
[編集]- 「カム・イントゥ・マイ・パーラー(Come Into My Parlor)」(1998年)
- 国内盤は未発売。
- 「パラダイス・ウォブル(Paradise Wobble)」(2001年)
- 国内盤は未発売。
- 「プット・ア・フレーバー・トゥ・ラヴ(Put A Flavor To Love)」(2002年)
- 国内盤は米国盤未収録の「Exactly Like You」を収録。米国盤に収録されている「When Jenny Does Her Lowdown Dance」は国内盤には未収録。また、国内盤の曲順は米国盤とは異なっている。
- 「スキャンダルズ(Janet Klein's ScandalsまたはLiving In Sin)」(2004年)
- 国内盤は米国盤未収録の「Jackass Blues」を収録。米国盤に収録されている「Big Time Woman」は国内盤には未収録。国内盤の曲順は米国盤とは異なっている。
- 「OH!」(2006年)
- 「レディ・フォー・ユー(Ready For you)」(2008年)
- 国内盤は「銀座カンカン娘」と「泣かせて頂戴」をボーナストラックとして収録。米国盤に収録の「I don't know whether to do it or not」は国内盤には未収録。国内盤の曲順は米国盤とは異なっている。
- 「レディ・フォー・ユー ジャパン・ツアー 2008 08/07/23」(2008年)
- 渋谷Duo Music Exchangeでのライヴ。(ホイホイレコード )
- 「レディ・フォー・ユー ジャパン・ツアー 2008 08/07/24」(2008年)
- 福岡Gate's 7でのライヴ。(ホイホイレコード )
- 「レディ・フォー・ユー ジャパン・ツアー 2008 08/07/29」(2008年)
- 横浜Thumbs Upでのライヴ。(ホイホイレコード )