ジャック・コールマン
故人 | |
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ポジション | PF |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1924年5月23日 |
没年月日 | 1997年12月8日(73歳没) |
出身地 | ケンタッキー州バーギン |
身長(現役時) | 201cm (6 ft 7 in) |
体重(現役時) | 88kg (194 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | ルイビル大学 |
ドラフト | 1949年 2巡目 |
選手経歴 | |
1949-1956 1956-1958 |
ロチェスター・ロイヤルズ セントルイス・ホークス |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
ジャック・リラード・コールマン (Jack Colmen, 1924年5月23日 - 1997年12月8日) は1950年代のNBAで活躍したアメリカ合衆国の元バスケットボール選手。出身地はケンタッキー州バーギン。出身大学はルイビル大学。
NBAではキャリアの前半をロチェスター・ロイヤルズ、後半をセントルイス・ホークスで過ごし、それぞれのチームで1951年と1958年に優勝を経験している。毎年平均10得点10リバウンド前後を記録する選手として活躍し、計9シーズン633試合の出場で通算6,721得点5,189リバウンド(平均10.6得点9.2リバウンド)の成績を残した。全盛期はロイヤルズ時代末期の1954-55シーズンに迎え、このシーズンは12.8得点10.2リバウンドを記録し、オールスターにも初選出されている。
1957年のファイナルでは当時最高峰のディフェンダー、ビル・ラッセルの餌食となった。ホークスとボストン・セルティックスのシリーズは第7戦までもつれる激戦となり、第7戦も試合時間残り1分で101-100とホークスが僅か1点をリードする接戦となった。この場面でチームはコールマンにボールを託し、コールマンはレイアップを打とうとしたが、ラッセルによってブロックされ、逆にカウンターを食らって土壇場で逆転を喫した。結局試合はオーバータイムまでもつれた末に、ホークスの敗北となり、優勝も逃した。コールマンがブロックを決められた瞬間、実況は「Blocked by Russell! Blocked by Russell! He came from nowhere!(ラッセルがブロック!ラッセルがブロック!彼は何処からともなく現れた!)」と叫んだ。このシリーズでコールマンは第1戦でチームを勝利に導くシュートを決めるなど活躍していたが、皮肉にもこのラッセルによるブロックが"コールマン・プレイ"としてコールマンの最も有名なプレイとなってしまった。翌1958年のファイナルではセルティックスにリベンジし、2度目の優勝を遂げて引退を迎えた。