ジム・オニール
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ジム・オニール(英: Jim O'Neill、1957年3月17日 - )は、ゴールドマン・サックスの経済学者。元ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長。「BRICs」という用語・概念を生み出し、広めた人物として知られる[1]。
概要
[編集]イギリス・マンチェスター出身。同地のサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」の熱烈なファンでもある。2005年にアメリカ人のマルコム・グレーザーによって買収され、巨額な負債を抱える同クラブの買い戻し運動を中心となって推し進めた[2]。2011年9月にスイス中央銀行がスイスフラン高を防ぐために1ユーロ=1.2スイスフランの上限を設定し、それを超える場合には外貨の無制限購入を宣言したことに対して、スイス中央銀行の正当性を主張している。スイスフラン売りの為替介入が全ての問題解決につながるわけではないが、大衆の混乱を沈静化させ市場にバランスを取り戻させる役割を果たすかもしれないとしている[3]。
脚注
[編集]- ^ “BRICSは仲間増やしドル支配に対抗せよ-名付け親のオニール氏”. Bloomberg (2023年3月29日). 2024年6月12日閲覧。
- ^ “Red Knights confirm United takeover plan”. RTÉ News (2010年3月2日). 2010年11月24日閲覧。
- ^ “スイス中銀:フラン相場に30年ぶりの上限設定、断固として防衛へ”. Bloomberg (2011年9月6日). 2012年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Centre for Rising Powers - University of Cambridge
- ウィキメディア・コモンズには、ジム・オニールに関するカテゴリがあります。