ジブラルタ生命保険
本社(2012年9月) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ジブラルタ生命 |
本社所在地 |
日本 〒100-8953 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 北緯35度40分33.7秒 東経139度44分19秒 / 北緯35.676028度 東経139.73861度座標: 北緯35度40分33.7秒 東経139度44分19秒 / 北緯35.676028度 東経139.73861度 |
設立 | 2001年(平成13年)4月3日 |
業種 | 保険業 |
法人番号 | 5010001034776 |
金融機関コード | 9836 |
事業内容 | 個人保険、個人年金保険、団体保険、団体年金保険、再保険 |
代表者 | 代表取締役社長 添田毅司 |
資本金 | 755億円(株主資本:1512.78億円) |
総資産 | 11兆6232億円(2021年3月末) |
従業員数 | 11,924名(2023年3月末) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 100% |
主要子会社 | プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ジブラルタ生命保険株式会社(ジブラルタせいめいほけん、英語: The Gibraltar Life Insurance Co., Ltd.)は、日本に本社を置く外資系の生命保険会社である。アメリカの大手金融資本、プルデンシャル・ファイナンシャルグループの傘下にある。
ロゴマークの「ジブラルタ・ロック」は、米国プルデンシャルと共通のもので、デザインの変遷はあるが古くからの歴史がある。地中海のジブラルタル海峡にある岩山をデザインしたもので、“As safe as the Rock”(ジブラルタ・ロックのように安心)という諺をイメージしている。
特色
[編集]プルデンシャル米国本社が、2000年に経営破綻した協栄生命保険を実質的に買収し、その事業を承継するために設立された。協栄生命は全国規模の団体(教職員団体、商工会等)と多くの提携関係があり、団体が行う共済制度等を引き受けていた経緯から、学校の教職員、自衛官、商店主などの契約者が多い。また、プルデンシャル・ファイナンシャルの信用力を背景に財務の健全化に取り組んだ結果、2008年度上期中間決算で破綻生保としては初めて、総資産、保有契約高、個人保険新契約高、保険料収入、基礎利益の全てで前年同時期実績を上回り、破綻生保では最も成功した再生事例と言われている。以後、安定的に良好な決算を毎年行っている。
取扱い商品は、同業他社とほぼ同一であるが(一部教職員の専用保険等あり)、大半の商品が特約化もバラ売りも可能で取扱い規定上の自在性が高く、顧客への個別設計を行っている。販売チャネルはグループ会社プルデンシャル生命保険のライフプランナーモデルを踏襲したライフプラン・コンサルタント(LC)による直販と、保険代理店による販売チャネルの大きく2種類で行っている。MDRT会員数は2021年度では1015名と業界第4位である。
2009年には、経営破綻した「大和生命保険株式会社」(ヤマト生命、旧あざみ生命保険の承継会社)をプルデンシャルが買収し、「プルデンシャル ファイナンシャル ジャパン生命保険」(現・プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)へ社名変更。ジブラルタ生命の完全子会社としている。現在は、銀行窓販チャネルに特化した営業を行っている。なお、プルデンシャル生命保険(POJ)とは同一グループで、ジブラルタ生命の一部保険製品において募集代理店の委託契約を締結しているが、資本関係はない。
沿革
[編集]- 2001年
- 2002年
- 3月14日 - 電話で当日に貸付が受けられる「らくらくコールサービス」を開始。
- 10月24日 - プルデンシャルグループが世界各国で毎年開催している一斉地域ボランティア活動「グローバルボランティア・デイ」を開始。第1回目は全国で6840名の社員・家族が参加。以降、毎年実施。
- 2003年
- 2月14日 - 財団法人日本電信電話ユーザー協会主催の「企業応対コンテスト」金融部門で、ジブラルタ生命のコールセンターが最優秀賞を受賞。
- 11月10日 - 視覚障害者を対象にした商品点字パンフレットの取扱いを開始。
- 12月15日 - 要介護状態になった場合、死亡保険金の範囲内で任意で保険金を指定し受け取れる無料の特約「介護前払い特約」を創設。既契約への付加も取扱い開始。
- 2004年
- 4月30日 - 米国でボランティアスピリット第7回全米表彰式を開催。毎年グループ各国で中高生のボランティア推進のため開催する「SOC」(スピリット・オブ・コミュニティ)に今第7回目から参加。以降、毎年、POJと共催している。
- 7月13日 - ベルマーク運動の協賛企業に保険業界としては初加盟。ベルマークポイントを全個人向け商品に付与。
- 12月6日 - 意思疎通が困難な場合、保険金請求を本人以外からも可能にする無料の特約「指定代理請求特約」を創設。既契約への付加も取扱い開始。
- 2005年
- 4月14日 - インターネット・サービスを開始。各種手続き請求の24時間受付け等のサービスを開始。
- 7月19日 - 骨髄ドナー登録推進のため、骨髄ドナー対象者へ骨髄提供時に手術給付金の支払いを行う「骨髄ドナー給付」を開始。
- 7月27日 - 第1回目の特別配当金支払い開始を発表。旧協栄生命破綻時に損失を受けた既契約者を対象に、業務再開以降4年間の利益762億円を特別配当金として順次支払い。第2回目は2009年夏以降の予定。
- 10月4日 - スピリット財団(ジョン・レノンとオノ・ヨーコ主宰)の「Dream Power」キャンペーンに協賛し、「愛のメッセージキャンペーン」を開始。第1回目は全国小中高校生から13541通の応募があった。
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年 - 経営破綻した大和生命保険を米国プルデンシャルが買収。プルデンシャル ファイナンシャル ジャパン生命保険への社名変更し、ジブラルタ生命が完全子会社化する。
- 2012年1月1日 - AIGエジソン生命・AIGスター生命を吸収合併。
- 2014年10月2日 - 「リタイアメント・インカム プラス(豪ドル建[1])」(正式名称:豪ドル建年金支払型積立保険(積立利率市場連動期間付)の販売を開始。
関連項目
[編集]- プルデンシャル・ファイナンシャル
- プルデンシャル生命保険
- 第一火災海上保険
- あいおいニッセイ同和損害保険(損保会社で唯一のベルマーク運動参加企業)
脚注
[編集]- ^ 平準払保険としては日本で初めての豪ドル建保険商品とされる。また第一保険期間(積立期間)、第二保険期間(運用期間)と契約が分かれていることも特徴