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ジェームズ・ハワード (第3代サフォーク伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第3代サフォーク伯爵ジェームズ・ハワード英語: James Howard, 3rd Earl of Suffolk KB1619年12月23日1689年1月7日)は、イングランド王国の貴族。イングランド王チャールズ2世の戴冠式で軍務伯を務めた[1]

生涯

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第2代サフォーク伯爵セオフィラス・ハワード英語版とエリザベス・ヒュームの長男として生まれた[2]代父母ジェームズ1世初代バッキンガム公爵ジョージ・ヴィリアーズだった[3]。1626年2月2日のチャールズ1世戴冠式でバス勲章を授与された[3]

1640年6月3日、父の死に伴いサフォーク伯爵などの爵位を継承[2]、16日にはサフォーク統監英語版に任命された[3]イングランド内戦中の1647年9月に議会から大逆罪で弾劾されたがそれ以上の追訴はなく、王政復古の後はサフォーク知事に復帰、1660年7月25日にケンブリッジシャー統監英語版に任命され、1661年4月18日から24日のチャールズ2世の戴冠式で軍務伯を務めた[3]。1663年にオックスフォード大学M.A.学位を得た[4]。1665年にチャールズ2世の寝室侍従英語版に任命された[4]。以降も様々な閑職に任命されたが、1681年3月にサフォーク統監、ケンブリッジシャー統監、寝室侍従を罷免された[3]

1689年1月7日に死去、弟ジョージサフォーク伯爵の爵位を継承、一方でハワード・ド・ウォルデン男爵の爵位は2人の娘およびその継承者の間で保持者不在となった[2]。1689年1月16日、ウォールデン英語版で埋葬された[3]

家族

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1640年12月1日、スーザン・リッチ(Susan Rich、1649年没、初代ホランド伯爵ヘンリー・リッチ英語版の三女)と結婚、1女をもうけた[2]

  • エセックス(Essex) - 初代ブレイブルックのグリフィン男爵エドワード・グリフィン(Edward Griffin, 1st Baron Griffin of Braybrooke)と結婚

1650年2月13日、バーバラ・ヴィリアーズ英語版(1681年12月13日没、第2代グランディソン子爵ウィリアム・ヴィリアーズ英語版の娘)と再婚、1女をもうけた[3]

1682年5月8日までに第3代マンチェスター伯爵ロバート・モンタギュー英語版の娘アンと三度目の結婚をしたが、2人の間に子供はいなかった[3]。アンは1720年10月27日にウォールデン英語版で埋葬された[3]

脚注

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  1. ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Suffolk, Thomas Howard, 1st Earl of s.v." . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 26 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 26–27.
  2. ^ a b c d Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. p. 1938.
  3. ^ a b c d e f g h i Goodwin, Gordon (1891). "Howard, James (1619-1688)" . In Lee, Sidney (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 28. London: Smith, Elder & Co. pp. 40–41.
  4. ^ a b "Howard, James, Earl of Suffolk (HWRT664J)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
公職
先代
サフォーク伯爵英語版
サフォーク統監英語版
1640年 – 1642年
同職:サー・トマス・ジャーミン英語版
イングランド空位期英語版
サフォーク首席治安判事英語版
1640年 – 1642年
先代
アランデル伯爵
軍務伯
1661年 – 1662年
委員会制
次代の在位者
ノーフォーク公爵
名誉職
イングランド空位期英語版 ケンブリッジシャー統監英語版
1660年 – 1681年
次代
アリントン男爵英語版
サフォーク統監英語版およびサフォーク首席治安判事英語版
1660年 – 1681年
次代
アーリントン伯爵
イングランドの爵位
先代
セオフィラス・ハワード英語版
サフォーク伯爵
1640年 – 1689年
次代
ジョージ・ハワード
ハワード・ド・ウォルデン男爵
1640年 – 1689年
次代
ジョン・グリフィン・ウィットウェル英語版