ジェスロ・タル・ライヴ
『ジェスロ・タル・ライヴ』 | ||||
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ジェスロ・タル の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1978年 ヨーロッパ | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ハードロック、フォークロック | |||
時間 | ||||
レーベル | クリサリス・レコード | |||
プロデュース | イアン・アンダーソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジェスロ・タル アルバム 年表 | ||||
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『ジェスロ・タル・ライヴ』(原題:Bursting Out)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェスロ・タルが1978年に録音・発表した、キャリア初のライブ・アルバム[7]。
背景
[編集]アルバム『逞しい馬』(1978年)のリリースに伴い、1978年5月から6月にかけて行われたヨーロッパ・ツアーにおけるライブ録音が収録された[7]。具体的な公演日・公演地はクレジットに記載されておらず、イアン・アンダーソンによれば、ツアーの全日程を8トラック・レコーダーで録音し、イギリスへ戻ってからベスト・テイクを選んだという[8]。ただし、本作に収録されたクロード・ノブス(モントルー・ジャズ・フェスティバルを創始したプロモーター)によるMCは、アンダーソンによればベルン公演における録音で、バンドは1972年にモントルーに滞在していた頃、ノブスの世話になったことがあった[8]。
反響・評価
[編集]全英アルバムチャートでは8週トップ100入りし、最高17位を記録した[3]。アメリカでは15週Billboard 200入りし、1978年12月2日に最高21位を記録した[6]。
Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「グループが当時アリーナ・ロック・バンドとしての地位を得ていたことを考えれば、驚くほど音質が良く、そして選曲は、グループの歴史における代表曲で固められている」と評している[9]。
リイシュー
[編集]本作が初CD化された際、イギリスやヨーロッパでは2枚組で発売されたが、アメリカでは1枚のCDにまとめられ、収録時間の制約から「スウィート・ドリーム」、「コナンドラム」、「クォートレイン」の3曲が削られた[7]。2004年のリマスターCDは全世界とも完全盤で発売され、ディスク1およびディスク2に収録されたイントロダクションが、独立したトラックという形に変更された[7]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はイアン・アンダーソン作。ディスク1 - 1.およびディスク2 - 1.は、楽曲でなくMC。
ディスク1
[編集]- クロード・ノブスのイントロダクション "Introduction by Claude Nobs" – 0:50
- ノー・ララバイ "No Lullaby" – 4:47
- スウィート・ドリーム "Sweet Dream" – 6:30
- スケーティング・アウェイ "Skating Away on the Thin Ice of the New Day" – 4:30
- 緑のジャック "Jack in the Green" – 3:12
- 茶色のはつかねずみ "One Brown Mouse" – 3:53
- ア・ニュー・デイ・イエスタデイ "A New Day Yesterday" – 2:27
- フルート・ソロ(メリー・ジェントルメン〜ブーレ) "Flute Solo Improvisation / God Rest Ye Merry Gentlemen / Bourrée" (Ian Anderson / Traditional / J.S. Bach) – 6:08
- 大いなる森 "Songs from the Wood" – 2:40
- ジェラルドの汚れなき世界 "Thick as a Brick" – 12:26
ディスク2
[編集]- イアン・アンダーソンのイントロダクション "Introduction by Ian Anderson" – 0:42
- 女狩人 "Hunting Girl" – 5:44
- ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる "Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die" – 3:56
- コナンドラム "Conundrum" (Martin Barre, Barriemore Barlow) – 6:57
- 天井桟敷の吟遊詩人 "Minstrel in the Gallery" – 5:41
- クロス・アイド・マリー "Cross-Eyed Mary" – 3:58
- クォートレイン "Quatrain" (M. Barre) – 1:33
- アクアラング "Aqualung" (I. Anderson, Jennie Anderson) – 8:37
- 蒸気機関車のあえぎ(ロコモーティヴ・ブレス) "Locomotive Breath" – 5:34
- ザ・ダンバスターズ・マーチ "The Dambusters March" (Eric Coates) – 3:26
参加ミュージシャン
[編集]- イアン・アンダーソン - ボーカル、フルート、アコースティック・ギター
- マーティン・バー[注釈 1] - エレクトリック・ギター、マンドリン、マリンバ
- ジョン・エヴァン - ピアノ、シンセサイザー、オルガン、アコーディオン
- ジョン・グラスコック - ベース、エレクトリック・ギター、バッキング・ボーカル
- バリモア・バーロウ - ドラムス、グロッケンシュピール
- デヴィッド・パーマー - シンセサイザー、オルガン
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Jethro Tull - Jethro Tull Live - Bursting Out - austriancharts.at
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b JETHRO TULL | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ charts.org.nz - Jethro Tull - Jethro Tull Live - Bursting Out
- ^ norwegiancharts.com - Jethro Tull - Jethro Tull Live - Bursting Out
- ^ a b “Jethro Tull Jethro Tull Live - Bursting Out Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2019年12月16日閲覧。
- ^ a b c d “Bursting Out”. jethrotull.com. 2019年12月16日閲覧。
- ^ a b 2004年リマスターCD (7243 593396 2 7)ライナーノーツ(イアン・アンダーソン、2003年)
- ^ Eder, Bruce. “Bursting Out: Jethro Tull Live - Jethro Tull”. AllMusic. 2019年12月16日閲覧。
- ^ “マーティン・バー、ジェスロ・タルのデビュー50周年を祝うライヴ作を発表【前編】”. 2021年3月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- ジェスロ・タル・ライヴ - Discogs (発売一覧)