ジェイレン・モリス
ウィスコンシン・ハードでのモリス (2019年) | |
フリーエージェント | |
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ポジション | SG |
シュート | 右 |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1994年5月6日(30歳) |
出身地 | ニューヨーク州アムハースト |
身長 | 196cm (6 ft 5 in) |
体重 | 93kg (205 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | モロイ大学 |
NBAドラフト | 2017年 / ドラフト外 |
経歴 | |
2017-2018 | エリー・ベイホークス |
2018 | アトランタ・ホークス |
2018-2019 | ミルウォーキー・バックス |
2018-2019 | →ウィスコンシン・ハード |
2019 | エリー・ベイホークス |
2019-2020 | アリス B.C. |
2020 | ブネイ・ヘルツリーヤ |
2021 | アイオワ・ウルブズ |
2021 | オースティン・スパーズ |
2022- | サンアントニオ・スパーズ |
2022 | オースティン・スパーズ |
Stats Basketball-Reference.com | |
ジェイレン・モリス(Jaylen Morris、1995年9月19日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州アムハースト出身のバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード。
生い立ち・大学時代
[編集]モリスは元々、ニューヨーク州バッファローにあるセント・ジョセフ高校に通っていた[1]。最終学年のとき、モリスはニューヨーク州西部のチームでことごとく注目され、州で最も防御に強かったことから「ミスター・ディフェンス」と呼ばれた[2]。しかし、有名な学校から奨学金を受け取れなかったため、モリスはモロイ大学への進学を決意した。モロイ大学はモリスの父のパトリックがバスケットボール部の助監督を務めていた大学である[3]。同大学に入学してからの2年間、モリスはライオンズにおいて適切な貢献をした。2年生のときにはイーストコースト・カンファレンス(ECC)で特別賞を受賞した[4]。3・4年生のシーズンが始まると、モリスは大学の中でも最高の選手の一人となり、3年生の時にはECCの第3チームとメットの第2チームに所属した[5]。さらに、4年生の時にはECCの第1チームに所属した[6]。4年生の時、モリスは1試合当たり平均19.9得点した。これはチームで2番目に高い数値であった。
プロ入り後
[編集]エリー・ベイホークス
[編集]2017年のドラフトで不指名に終わったモリスは、ロングアイランド・ネッツに入団するために150ドルを支払った。ここでの活躍が評価され、同年のドラフトの第2ラウンドでエリー・ベイホークスに指名(全体で41位)された[7]。
アトランタ・ホークス
[編集]ベイホークスの複数の試合で活躍した後の2018年2月28日、アトランタ・ホークスと10日間契約を結んだ[8]。同日、モリスはデビュー戦で107–102でインディアナ・ペイサーズに勝った[9]。この試合で、11分間の間にモリスは2得点とリバウンド2回を記録した。最初の10日間契約の期限が切れた後の3月11日、モリスはホークスと2回目の10日間契約を結んだ[10]。その夜の試合で、モリスは足首を痛め、2週間にわたり試合に出られなくなった[11]にもかかわらず、最終的に3月21日にはシーズンの残りについてホークスと契約を結んだ [12]。その後、7月19日に契約を解除された[13]。
ミルウォーキー・バックス
[編集]2018年7月22日、モリスはアウクシリウム・トリノと契約するが[14]、その週のうちに取り消した。その後、ミルウォーキー・バックスと双方向契約を結んだことを7月31日に発表した[15][16]。2019年1月13日、ミルウォーキー・バックスはモリスに権利放棄を要求した[17]。
カレッジパーク・スカイホークス
[編集]2019年1月31日にカレッジパーク・スカイホークスと契約した[18]。
アリス B.C.
[編集]2019年9月25日にアリスB.C.が発表したところによると、モリスは2019年から2020年にかけてのシーズンにこのチームに参加した[19]。1試合平均で9.9点、3.8 リバウンド、1.3アシストを確保していた[20]。
ブネイ・ヘルツリーヤ
[編集]2020年10月27日、モリスはイスラエルのブネイ・ヘルツリーヤと1か月契約を結んだ[20]。
Gリーグ
[編集]モリスは2021年のシーズン再開時ににGリーグのアイオワ・ウルブズと再契約したが、1試合しか出場しないまま2月12日に契約解除された。翌々日、アイオワ・ウルブズからの声がかかったが、シーズン終わりの怪我の後、25日には、モリスは契約を解除された。
10月8日にはサンアントニオ・スパーズと契約したが[21]、シーズン開始前に契約解除された[22]。27日、オースティン・スパーズと再契約した[23]。
サンアントニオ・スパーズ
[編集]2022年1月1日にスパーズと10日間契約を結んだ[24]
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017–18 | アトランタ | 6 | 0 | 16.4 | .406 | .200 | - | 2.7 | 1.2 | .3 | .2 | 4.7 |
2018–19 | ミルウォーキー | 4 | 0 | 7.1 | .400 | .333 | .500 | 1.3 | 1.0 | .5 | - | 2.5 |
キャリア | 10 | 0 | 12.7 | .405 | .231 | .500 | 2.1 | 1.1 | .4 | .2 | 4.7 |
脚注
[編集]- ^ “Former St. Joe's basketball player Jaylen Morris signs 10-day deal with Atlanta Hawks”. buffalonews.com (February 28, 2018). 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Jaylen Morris and his unlikely climb to the NBA”. PeachtreeHoops.com. 2022年1月2日閲覧。
- ^ “St. Joe's grad Jaylen Morris takes unusual road to the NBA”. TheBuffaloNews.com (March 2, 2018). 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Hooker, Beverly, and Reyes Headline ECC Men's Basketball All-Conference Awards” (英語). ECCsports.org (March 4, 2015). 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Morris Named All-Met Second Teamer by MBWA” (英語). molloylions.com. 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Former Molloy Standout Jaylen Morris Signs 10 Day Contract with Atlanta Hawks” (英語). eccsports.org (February 28, 2018). 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Morris Selected by Erie BayHawks in NBA G-Legue Draft - Molloy College” (英語). molloylions.com. 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Hawks Sign Erie Guard Jaylen Morris”. NBA.com. (February 28, 2018) February 28, 2018閲覧。
- ^ “Schroder helps Hawks hold off late Pacers' comeback attempt”. ESPN.com. Associated Press. (February 28, 2018) March 1, 2018閲覧。
- ^ “Hawks Sign Jaylen Morris To Second 10-Day Contract”. NBA.com. March 13, 2018閲覧。
- ^ “Hawks Sign Jaylen Morris For Rest Of Season”. HoopsRumors.com. 2022年1月2日閲覧。
- ^ “Hawks Sign Jaylen Morris To Multi-Year Contract” (英語). NBA.com (March 21, 2018). April 4, 2018閲覧。
- ^ “Hawks Request Waivers On Jaylen Morris”. NBA.com (July 19, 2018). July 26, 2018閲覧。
- ^ “Jaylen Morris signs with Fiat Torino” (英語). Sportando.basketball (July 22, 2018). July 22, 2018閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Bucks' Jaylen Morris: Changes course, signs two-way deal with Bucks” (英語). cbssports.com (July 26, 2018). August 2, 2018閲覧。
- ^ “Bucks Sign Jaylen Morris To A Two-Way Contract” (英語). NBA.com (July 31, 2018). August 2, 2018閲覧。
- ^ https://www.nba.com/bucks/news/milwaukee-bucks-request-waivers-jaylen-morris
- ^ “Erie BayHawks Add Jaylen Morris”. NBA.com (January 31, 2019). January 31, 2019閲覧。
- ^ “ΣΤΟΝ ΑΡΗ Ο JAYLEN MORRIS” (Greek). arisbc.gr (September 25, 2019). September 25, 2019閲覧。
- ^ a b “Jaylen Morris (ex Aris) joins Bnei Hertzeliya”. Eurobasket (October 27, 2020). October 27, 2020閲覧。
- ^ Adams, Luke (October 8, 2021). “Spurs Sign Jaylen Morris To Non-Guaranteed Contract”. HoopsRumors.com. October 9, 2021閲覧。
- ^ Adams, Luke (October 11, 2021). “Spurs Cut Jaylen Morris, Denzel Mahoney; Will Sign Jordan Burns”. HoopsRumors.com. November 1, 2021閲覧。
- ^ Austin Spurs [@austin_spurs] (2021年10月27日). "Our 2021-22 training camp roster is set!". X(旧Twitter)より2021年11月1日閲覧。
- ^ “SPURS SIGN JAYLEN MORRIS TO 10-DAY CONTRACT” (英語). San Antonio Spurs (2022年1月1日). 2022年1月3日閲覧。