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シーフォード支線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シーフォード支線
ニューヘイブン・タウン駅を通過する377形(2007年)
ニューヘイブン・タウン駅を通過する377形(2007年)
基本情報
イギリスの旗 イギリス
所在地 イースト・サセックス州
ルイス・ディストリクト
路線網 ナショナル・レール
起点 サウザーハム信号場
終点 シーフォード駅
駅数 5駅
路線色       黄緑
開業 1864年
所有者 ネットワーク・レール
運営者 ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ
路線構造 地上
車両基地 313形
377形エレクトロスター
路線諸元
路線距離 12.59 km
軌間 1435 mm標準軌
線路数 複線(サウザーハム信号場 - ニューヘイブン・ハーバー間)
単線(ニューヘイブン・ハーバー - シーフォード間)
電化区間 全線
電化方式 直流750 V 第三軌条方式
路線図
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シーフォード支線(シーフォードしせん、Seaford branch line)は、イギリスイースト・サセックス州にある鉄道路線1864年ニューヘイブン港とシーフォードを結ぶ路線として開業した。

路線データ

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歴史

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ロンドン・ブライトン・アンド・サウス・コースト鉄道1847年からニューヘイブンへの貨物路線を運行しており、1864年にはシーフォードへの旅客運行が開始された[1]。かつてのニューヘイブン・ドックには大規模な側線があり、ウーズ川英語版には対岸連絡用の旋回橋もあったが、これらの側線はすでに廃止されておりその多くが撤去されている。

また、かつては鉄道フェリーの連絡駅として繁栄していたニューヘイブン・マリン駅英語版駅は、冬季のフェリー運行がなくなったこととハーバー駅までの利便性が低かったため廃止された。

路線は1935年第三軌条方式直流750V)で電化されているが、1975年にはコスト削減のためにニューヘイブン・ハーバー駅英語版以遠が単線化された。

沿線概況

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路線自体が始まるのはルイス駅だが、運行列車の多くはブライトン駅からイースト・コーストウェイ線を経由してシーフォード支線へ乗り入れる。ルイス駅を出るとサウザーハム信号場でイースト・コーストウェイ線と分岐し、サウスイース駅英語版へ停車する。その後ウーズ川英語版と並走しながらニューヘイブンの中心にあるニューヘイブン・タウン駅英語版へ停車。その後かつては鉄道フェリーと連絡していたニューヘイブン・ハーバー駅英語版へ停車する。ハーバー駅を出ると路線は単線となり、海岸沿いを進んでいく。廃止されたニューヘイブン・マリン駅英語版、ビショップストーン・ビーチ停車場を通過し、ビショップストーン駅英語版へ停車。その後さらに進んで終点シーフォード駅へ至る。

運行本数

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平日、休日ともにオフピーク時はルイス経由ブライトン行きが毎時2本運行され、そのうち1本はサウスイース駅英語版を通過する。また平日オフピーク時は全ての列車がニューヘイブン・ハーバー駅英語版を通過するが、逆に休日オフピーク時は全列車が停車する[2]

車両

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系統 画像
313形
377形

駅一覧

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全駅イーストサセックス州に所在。

駅名 英称 備考 所在地
サウスイース駅英語版 Southease オフピーク時は毎時1本のみ停車 サウスイース英語版
ニューヘイブン・タウン駅英語版 Newhaven Town ニューヘイブン
ニューヘイブン・ハーバー駅英語版 Newhaven Harbour 平時はラッシュ時のみ停車
ビショップストーン駅英語版 Bishopstone ビショップストーン
シーフォード駅 Seaford シーフォード

脚注

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  1. ^ Federick Dale Banister”. GracesGuide.co.uk. 10 February 2013閲覧。
  2. ^ Table M”. ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ. 2021年10月16日閲覧。