シーフォード・ヘッド
シーフォード・ヘッド 地域自然保護区 Seaford Head Local Nature Reserve | |
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イングランド、イースト・サセックス内の位置 | |
地域 |
イギリス、 イングランド イースト・サセックス、シーフォード |
座標 | 北緯50度45分25秒 東経0度08分19秒 / 北緯50.75694度 東経0.13861度座標: 北緯50度45分25秒 東経0度08分19秒 / 北緯50.75694度 東経0.13861度 |
面積 | 150.24ヘクタール (371.3エーカー) |
選定 |
地域自然保護区 (Local Nature Reserve; LNR) |
創立日 | 1969年1月1日 |
運営組織 |
サセックス野生生物トラスト イースト・サセックス州議会 ナショナル・トラスト |
シーフォード・ヘッド(英: Seaford Head)は、イースト・サセックスのシーフォードの東にある[1] 150.24ヘクタール (371.3エーカー) の地域自然保護区 (Local Nature Reserve; LNR) である[2]。この自然保護区は、シーフォードからビーチー・ヘッドの学術研究上重要地域 (Sites of Special Scientific Interest; SSSI) の一部である[2][3]。83ヘクタール (210エーカー) の地域は、シーフォード・タウン評議会 (Seaford Town Council) が所有し、サセックス野生生物トラスト (Sussex Wildlife Trust) が管理している。その他はイースト・サセックス州議会 (East Sussex County Council) とナショナル・トラストが所有する地域に分かれる[4]。
この一帯は、チョーク(白亜)草地 (Chalk grassland〈好石灰草地、Calcolous grassland[5]〉)、チョークの崖 (Chalk cliffs)、低木地 (Scrub)、植生のある砂利浜 (Vegetated Shingle)、湿性草地 (Wet grassland)、塩性湿地 (Saltmarsh)、潮だまり (Rockpools) など多様な生息環境がある。チョーク草地の植物相には、クマノアシツメクサ (Kidney vetch)、ハイクルマバソウ (Squinancywort)、イブキボウフウ (Moon carrot)、ヤツシロソウ (Clustered bellflower) などが見られ、チョウ類は、セセリチョウ科のシルバースポット・スキッパー (Silver-spotted skipper)、シジミチョウ科のチョークヒル・ブルー (Chalkhill blue[5]) およびアドニス・ブルー (Adonis blue[5]) などが生息する[6]。
脚注
[編集]- ^ “Seaford Head (LNR)”. View map. Natural England. 2021年3月7日閲覧。
- ^ a b “Seaford Head LNR”. Designated Sites View. Natural England. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “Seaford to Beachy Head SSSI”. Designated Sites View. Natural England. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “Seaford Head Nature Reserve”. Sussex Wildlife Trust. 2021年3月7日閲覧。
- ^ a b c 原慶太郎「英国チョーク草地の現状と希少チョウの保全(〈特集〉草地と景観生態学)」(PDF)『日本草地学会誌』第48巻第6号、日本草地学会、2003年2月15日、542-547頁、doi:10.14941/grass.48.542、ISSN 0447-5933、2021年3月7日閲覧。
- ^ “Seaford Head: Local Nature Reserve Guide”. Sussex Wildlife Trust. 2021年3月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]Seaford Head Nature Reserve, Seaford Town Council