シード (レンズメーカー)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | SEED |
本社所在地 |
日本 〒113-8402 東京都文京区本郷2-40-2 |
設立 |
1957年(昭和32年)10月9日 (株式会社東京コンタクトレンズ研究所) |
業種 | 精密機器 |
法人番号 | 7010001003408 |
事業内容 | コンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品、眼鏡の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 浦壁昌廣 |
資本金 |
18億4128万0千円 (2017年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
2733万6000株 (2019年9月30日現在) |
売上高 |
連結 317億9,281万9千円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結 2億5,295万4千円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結 107億6,252万7千円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
連結 415億8,651万6千円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
連結1020名 (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
株式会社SMBC信託銀行 21.8% (株) 17.3% 野村信託銀行(株) 14.4% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 5.9% (2019年3月31日現在) |
主要子会社 | #関係会社参照 |
外部リンク | https://www.seed.co.jp/ |
株式会社シード(英: Seed Co., Ltd.)は、東京都文京区にあるコンタクトレンズメーカーである。
概要
[編集]『SEED』ブランドのコンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品の製造販売、眼鏡レンズ・フレームの製造販売を行っている。
2017年(平成29年)3月期の連結売上構成は、コンタクトレンズ・ケア用品事業95.0%、眼鏡事業3.6%、その他1.3%となっている。
日本で初めてコンタクトレンズの研究を行った「東京コンタクトレンズ研究所」を母体としている。1962年(昭和37年)に「マイコン」(マイ・コンタクトレンズの略)としてブランド化。これは、1970年(昭和45年)に開かれた大阪万博のタイムカプセルに収められている。
更に1972年(昭和47年)には「マイコンソフト」と銘打ったソフトタイプコンタクトレンズを、1984年(昭和59年)には「マイコン ハイO2」という酸素透過性ハードタイプレンズを市販した。1985年(昭和60年)、シードコンタクトレンズ研究所の設立に伴いブランド名を現在の「シード」に変更。社名も1987年(昭和62年)にそれに変更された。更に1992年(平成4年)には煮沸消毒のいらないソフトレンズ「コンセプトF」を新発売した。近年では一定期間(1週間 - 1ヶ月程度)の使いきりタイプのコンタクトレンズも発売されている。
1993年(平成5年)から眼鏡事業を開始。特に2000年(平成12年)には、松雪泰子が企画・プロデュースした「Vivid Moon」という眼鏡ブランドを開拓した。
2004年(平成16年)に、国産初となる2週間使い捨てソフトレンズ「シード 2weekPure」を発売した。また、2009年(平成21年)には、国産初の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1dayPure」発売した。
なお、大阪市都島区にある株式会社シード(消しゴムメーカー)とは別会社で資本関係などはない。
沿革
[編集]- 1951年(昭和26年) - 日本初のコンタクトレンズの研究を開始。
- 1957年(昭和32年)10月 - 株式会社東京コンタクトレンズ研究所を設立。
- 1972年(昭和47年) - 日本で初のソフトコンタクトレンズ「マイコンソフト」を発売。
- 1987年(昭和62年)2月 - 株式会社東コン販売を合併し、株式会社シードに商号変更。
- 1989年(平成元年)12月 - ジャスダックに上場。
- 1998年(平成10年)10月 - 子会社として株式会社メガサーチを設立。
- 1999年(平成11年)2月 - 子会社の株式会社シードコンタクトレンズ研究所の目的をメガネ・コンタクトレンズ等の販売に変更し、株式会社タワービジョンに商号変更。
- 2000年(平成12年)4月 - 有限会社メディエイト(現・株式会社シードアイサービス)とその子会社である京都コンタクトレンズ株式会社を子会社化。
- 2008年(平成20年)9月 - 薬事法65条・69条違反を理由に、東京都や埼玉県から行政処分を受ける[1]。
- 2011年(平成23年)4月 - 株式会社シードアイサービスが株式会社メガサーチを吸収合併。
- 2013年(平成25年)3月 - 京都コンタクトレンズ株式会社を清算。
- 2014年(平成26年)3月 - 東京証券取引所第二部に市場変更。
- 2017年(平成29年)3月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。
関係会社
[編集]- 株式会社タワービジョン(埼玉県幸手市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
- 株式会社シードアイサービス(東京都文京区) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
- 株式会社アイスペース(東京都文京区) - コンタクトレンズ・ケア用品事業(シードアイサービスの完全子会社)
- 実瞳(上海)商貿有限公司(中華人民共和国上海市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
- SEED CONTACT LENS TAIWAN CO.,LTD.(台湾台北市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
- SEED Contact Lens ASIA Pte.,Ltd.(シンガポール) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
販売推進
[編集]- 著名人の起用
販売推進手法として、商品の企画・プロデュースに主に芸能人を参画させる。
- CMモデル
脚注
[編集]- ^ コンタクトレンズの原材料・成分等が製造販売承認書の承認事項とは異なるものを生産・出荷したため、東京都から製造販売業について22日間の停止、埼玉県から製造業について21日間の停止の行政処分を受ける。
行政処分に関するお知らせ 株式会社シード・プレスリリース2008年9月10日