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シード (レンズメーカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社シード
Seed Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 7743
1989年12月4日上場
略称 SEED
本社所在地 日本の旗 日本
113-8402
東京都文京区本郷2-40-2
設立 1957年昭和32年)10月9日
(株式会社東京コンタクトレンズ研究所)
業種 精密機器
法人番号 7010001003408 ウィキデータを編集
事業内容 コンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品、眼鏡の製造販売
代表者 代表取締役社長 浦壁昌廣
資本金 18億4128万0千円
2017年3月31日現在)
発行済株式総数 2733万6000株
(2019年9月30日現在)
売上高 連結 317億9,281万9千円
(2020年3月期)
純利益 連結 2億5,295万4千円
(2020年3月期)
純資産 連結 107億6,252万7千円
(2020年3月31日現在)
総資産 連結 415億8,651万6千円
(2020年3月31日現在)
従業員数 連結1020名
(2020年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 株式会社SMBC信託銀行 21.8%
(株) 17.3%
野村信託銀行(株) 14.4%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 5.9%
(2019年3月31日現在)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク https://www.seed.co.jp/
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株式会社シード: Seed Co., Ltd.)は、東京都文京区にあるコンタクトレンズメーカーである。

概要

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『SEED』ブランドのコンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品の製造販売、眼鏡レンズフレームの製造販売を行っている。

2017年平成29年)3月期の連結売上構成は、コンタクトレンズ・ケア用品事業95.0%、眼鏡事業3.6%、その他1.3%となっている。

日本で初めてコンタクトレンズの研究を行った「東京コンタクトレンズ研究所」を母体としている。1962年昭和37年)に「マイコン」(マイ・コンタクトレンズの略)としてブランド化。これは、1970年(昭和45年)に開かれた大阪万博のタイムカプセルに収められている。

更に1972年(昭和47年)には「マイコンソフト」と銘打ったソフトタイプコンタクトレンズを、1984年(昭和59年)には「マイコン ハイO2」という酸素透過性ハードタイプレンズを市販した。1985年(昭和60年)、シードコンタクトレンズ研究所の設立に伴いブランド名を現在の「シード」に変更。社名も1987年(昭和62年)にそれに変更された。更に1992年平成4年)には煮沸消毒のいらないソフトレンズ「コンセプトF」を新発売した。近年では一定期間(1週間 - 1ヶ月程度)の使いきりタイプのコンタクトレンズも発売されている。

1993年(平成5年)から眼鏡事業を開始。特に2000年(平成12年)には、松雪泰子が企画・プロデュースした「Vivid Moon」という眼鏡ブランドを開拓した。

2004年(平成16年)に、国産初となる2週間使い捨てソフトレンズ「シード 2weekPure」を発売した。また、2009年(平成21年)には、国産初の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1dayPure」発売した。

なお、大阪市都島区にある株式会社シード消しゴムメーカー)とは別会社で資本関係などはない。

沿革

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  • 1951年(昭和26年) - 日本初のコンタクトレンズの研究を開始。
  • 1957年昭和32年)10月 - 株式会社東京コンタクトレンズ研究所を設立。
  • 1972年(昭和47年) - 日本で初のソフトコンタクトレンズ「マイコンソフト」を発売。
  • 1987年(昭和62年)2月 - 株式会社東コン販売を合併し、株式会社シードに商号変更。
  • 1989年平成元年)12月 - ジャスダックに上場。
  • 1998年(平成10年)10月 - 子会社として株式会社メガサーチを設立。
  • 1999年(平成11年)2月 - 子会社の株式会社シードコンタクトレンズ研究所の目的をメガネ・コンタクトレンズ等の販売に変更し、株式会社タワービジョンに商号変更。
  • 2000年(平成12年)4月 - 有限会社メディエイト(現・株式会社シードアイサービス)とその子会社である京都コンタクトレンズ株式会社を子会社化。
  • 2008年(平成20年)9月 - 薬事法65条・69条違反を理由に、東京都埼玉県から行政処分を受ける[1]
  • 2011年(平成23年)4月 - 株式会社シードアイサービスが株式会社メガサーチを吸収合併。
  • 2013年(平成25年)3月 - 京都コンタクトレンズ株式会社を清算。
  • 2014年(平成26年)3月 - 東京証券取引所第二部に市場変更。
  • 2017年(平成29年)3月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。

関係会社

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連結子会社
  • 株式会社タワービジョン(埼玉県幸手市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社
  • 株式会社シードアイサービス(東京都文京区) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
    • 株式会社アイスペース(東京都文京区) - コンタクトレンズ・ケア用品事業(シードアイサービスの完全子会社)
  • 実瞳(上海)商貿有限公司(中華人民共和国上海市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
  • SEED CONTACT LENS TAIWAN CO.,LTD.(台湾台北市) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)
  • SEED Contact Lens ASIA Pte.,Ltd.(シンガポール) - コンタクトレンズ・ケア用品事業、眼鏡事業(完全子会社)

販売推進

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著名人の起用

販売推進手法として、商品の企画・プロデュースに主に芸能人を参画させる。

CMモデル

脚注

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  1. ^ コンタクトレンズの原材料・成分等が製造販売承認書の承認事項とは異なるものを生産・出荷したため、東京都から製造販売業について22日間の停止、埼玉県から製造業について21日間の停止の行政処分を受ける。
    行政処分に関するお知らせ 株式会社シード・プレスリリース2008年9月10日

外部リンク

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