シン・イディナム
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シン・イディナム Sin-Iddinam | |
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ラルサ王 | |
在位 | 紀元前1785年 - 紀元前1778年 |
王朝 | ラルサ |
父親 | ヌル・アダド |
シン・イディナム(Sin-Iddinam)は、古代メソポタミアの都市国家・ラルサの王。
略歴
[編集]ヌル・アダドの子。シン・イディナムは紀元前1785年から紀元前1778年まで、都市国家ラルサを支配していた。父・ヌル・アダドとの短い共同統治時代があった可能性もある[1][2][3]。
シン・イディナムの7年の治世の年表には、4年にバビロン、5年にイブラートとマルギウム、6年にエシュヌンナと戦ったことが記録されている。
また、シン・イディナムは彼が「黒髪の者たちの父」と表現するウトゥ神への祈りでも知られている[4]。
ギャラリー
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灌漑工事、ラルサのシン・イディナム王のプリズム イシン・ラルサ時代、シン・イディナム治世、紀元前1849年~1843年、焼成粘土 - シカゴ大学東洋研究所博物館
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シン・イディナムの石版
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シン・イディナムの奉納盤。右から7番目の欄に「シン・イディナム」の名前が記載されている
裏面。(ために)ウトゥ、/天地の正義の主、/決断を学んだ者、/無実の者に有利な選択をする者、/エババルの王、/その王、/シン・イディナム、/すべてを飾る羊飼い、/ニップルのために、/ウルの提供者、/ラルサの王、/シュメールとアッカドの王、/エババル、/その愛すべき家
逆。彼の人生のために、/彼は(それを)構築した/豊富な遠い日のために/彼はその住居を拡大した/ 彼(シン・イディナム)がしたことで、/(ウトゥが)/喜ぶことができる /甘いものの生活/(と)明るい日々/報いとして/彼(ウトゥ)が彼(シン・イディナム)に与えることができますように
脚注
[編集]- ^ “Archived copy”. 2009年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年4月23日閲覧。 The Rulers of Larsa, M. Fitzgerald, Yale University Dissertation, 2002
- ^ Larsa Year Names, Marcel Segrist, Andrews University Press, 1990,ISBN 0-943872-54-5
- ^ Chronology of the Larsa Dynasty, E.M. Grice , C.E. Keiser, M. Jastrow, AMS Press, 1979, ISBN 0-404-60274-6
- ^ "Righteous God, Prince who determines all fates, father of the black-headed ones, my king, say furthermore!" Hallo, William W. (2010) (英語). The World's Oldest Literature: Studies in Sumerian Belles-Lettres. BRILL. pp. 354-355. ISBN 978-90-04-17381-1