シルウェステル4世 (対立教皇)
表示
シルウェステル4世 | |
---|---|
第23代 ローマ対立教皇 | |
教皇就任 | 1105年 |
教皇離任 | 1111年 |
先代 | アルベルトゥス |
次代 | グレゴリウス8世 |
個人情報 | |
その他のシルウェステル |
シルウェステル4世(? - ?)は、ローマ教皇であるパスカリス2世の対立教皇である(在位:1105年 - 1111年)。
生涯
[編集]教皇のパスカリス2世は神聖ローマ帝国の継承問題に介入し、ハインリヒ5世を支援してハインリヒ4世を廃した。これにより一時的に教皇・皇帝は和睦したが、やはりこの2人も叙任権闘争で争い出した。1105年にハインリヒ5世はパスカリス2世の廃位を宣言し、新たに擁立したのがシルウェステル4世である。
しかしシルウェステル4世は聖職者や貴族、市民らの支持を得ることができず、すぐにローマを追放された。1111年にハインリヒ5世とパスカリス2世が和睦すると、全ての官職と地位を剥奪された。