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ショーン・トールソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショーン・トールソン
Shawn Tolleson
AAA級アルバカーキ時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ダラス
生年月日 (1988-01-19) 1988年1月19日(36歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト30巡目(全体922位)でロサンゼルス・ドジャースから指名
初出場 2012年6月7日 フィラデルフィア・フィリーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ショーン・マーク・トールソンShawn Mark Tolleson, 1988年1月19日 - )はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとドジャース時代

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2010年MLBドラフト30巡目(全体922位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、6月15日に契約。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ英語版でプロデビュー。26試合に登板して1勝1敗17セーブ・防御率0.63・39奪三振と好成績を残し、リーグのオールスターチームに選出された[1]

2011年はまずA級グレートレイクス・ルーンズで14試合に登板して1勝0敗10セーブ・防御率0.00・33奪三振と結果を残し、5月にA+級ランチョクカモンガ・クエークスへ昇格。5試合に登板して2勝0敗3セーブ・防御率0.93・17奪三振の成績を残した。5月下旬にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格。38試合に登板して4勝2敗12セーブ・防御率1.62・55奪三振の成績を残した。

2012年はAA級チャタヌーガで11試合に登板して0勝0敗5セーブ・防御率1.38・19奪三振の成績を残した。5月にAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ昇格。8試合に登板して0勝1敗・防御率4.82・15奪三振の成績を残した。6月4日にドジャースとメジャー契約を結び[2]、7日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビュー。9回裏から登板したが、先頭打者のエクトル・ルナ、二人目のジミー・ロリンズに対し2者連続の四球を与え、1死も取れないまま降板した[3]。この年メジャーでは40試合に登板して3勝1敗、防御率4.30・奪三振の成績を残した。

2013年3月19日にAAA級アルバカーキへ異動。4月12日にメジャーへ再昇格し、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で8回1死から登板したが、2四球を与え、1死も取れないまま降板。4月15日椎間板ヘルニアで15日間の故障者リスト入りした[4]9月11日に60日間の故障者リストへ異動[5]。結局この年は1試合の登板にとどまった。10月31日に故障者リストから外れた。

レンジャーズ時代

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2013年11月20日ウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した[6]

2014年2月26日にレンジャーズと1年契約に合意[7]。自身初の開幕ロースター入りを果たした[8]。この年はリリーフ陣の中心的存在となり、64試合に投げて3勝1敗・防御率2.76・WHIP1.17という好成績を残し、大ブレイクを果たした。

2015年クローザーに抜擢され、ア・リーグ5位となる73試合に登板。防御率は前年より悪化して2.99となったが、WHIPは改善して1.15だった。また、リーグ5位となる35セーブを挙げ、クローザー転向は大成功に終わった。

2016年は開幕時はクローザーであったが、5月17日オークランド・アスレチックス戦で4度目のセーブ失敗となり、翌18日からサム・ダイソンにクローザーの地位を奪われた[9]7月29日にマイナー・オプションでAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[10][11]。AAA級で4試合に登板したが413回を投げ、自責点6、防御率12.46と精彩を欠いた[12]8月12日に腰の捻挫で7日間の故障者リストに入った後、23日に60日間の故障者リスト入りとなった[11]10月26日に40人枠から外れる形でAAA級ラウンドロックへ降格した[13]が、28日にマイナー降格を拒否してFAとなった[11]

レイズ時代

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2017年1月23日タンパベイ・レイズと1年契約を結んだ[14][15]。この年は5月にトミー・ジョン手術を受けたため[16]、全休した。オフの11月6日40人枠を外れる形で傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された[17]。同日FAとなった[11]

レンジャーズ復帰

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2017年12月21日テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[18]。しかし、リハビリ中に故障が再発。現役引退を表明した[19]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2012 LAD 40 0 0 0 0 3 1 0 2 .750 160 37.2 30 4 20 1 1 39 0 0 19 18 4.30 1.33
2013 1 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 --- ---
2014 TEX 64 0 0 0 0 3 1 0 7 .750 296 71.2 56 10 28 5 1 69 4 0 23 22 2.76 1.17
2015 73 0 0 0 0 6 4 35 6 .600 298 72.1 66 9 17 5 2 76 0 0 25 24 2.99 1.15
2016 37 0 0 0 0 2 2 11 1 .500 168 36.1 53 8 10 2 0 29 1 0 32 31 7.68 1.73
MLB:5年 215 0 0 0 0 14 8 46 17 .636 924 218.0 205 31 77 13 4 213 5 0 99 95 3.92 1.29
  • 2016年度シーズン終了時

背番号

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  • 38(2012年 - 2013年)
  • 37(2014年 - 2016年)

脚注

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  1. ^ Hamilton, Robles named PL All-Stars” (英語). MiLB.com. Minor League Baseball (2010年9月8日). 2015年11月20日閲覧。
  2. ^ "Dodgers place Guerra on disabled list, select contract of Tolleson and transfer Guerrier to the 60-day DL" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 4 June 2012. 2015年11月20日閲覧
  3. ^ Scores for Jun 7, 2012” (英語). ESPN MLB (2012年6月7日). 2014年4月13日閲覧。
  4. ^ Ken Gurnick (2013年4月15日). “Tolleson lands on DL; Wall called up to join bullpen”. MLB.com. 2015年11月20日閲覧。
  5. ^ "Dodgers select contract of Onelki Garcia" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 11 September 2013. 2015年11月20日閲覧
  6. ^ T.R. Sullivan (2013年11月20日). “Rangers claim Tolleson off waivers from Dodgers”. MLB.com. 2015年11月20日閲覧。
  7. ^ "Texas Rangers agree to terms with twelve players on one-year contracts" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 26 February 2014. 2015年11月20日閲覧
  8. ^ "Texas Rangers announce 2014 Opening Day roster" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 30 March 2014. 2015年11月20日閲覧
  9. ^ T.R. Sullivan (2017年12月22日). “Dyson assumes Rangers' closer role” (英語). MLB.com. 2016年10月27日閲覧。
  10. ^ T.R. Sullivan (2016年7月29日). “Rangers option Tolleson to clear roster spot” (英語). MLB.com. 2016年10月27日閲覧。
  11. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2017年12月22日閲覧。
  12. ^ Shawn Tolleson Stats, Highlights, Bio” (英語). Minor League Baseball. 2016年10月27日閲覧。
  13. ^ Chad Thornburg (2016年10月26日). “Right-handers Tolleson, Harrell clear waivers” (英語). MLB.com. 2017年12月22日閲覧。
  14. ^ Steve Adams (2017年1月23日). “Rays To Sign Shawn Tolleson” (英語). MLB Trade Rumors. 2017年1月31日閲覧。
  15. ^ Tampa Bay Rays on Twitter”. Twitter (2017年1月23日). 2017年1月31日閲覧。
  16. ^ Corey Long (2017年5月19日). “Tolleson out for year after TJ surgery” (英語). MLB.com. https://www.mlb.com/news/rays-shawn-tolleson-has-tommy-john-surgery/c-231236984 2017年11月8日閲覧。 
  17. ^ Bill Chastain (2017年11月6日). “Blue Jays claim Rays righty Guerrieri” (英語). MLB.com. https://www.mlb.com/rays/news/blue-jays-claim-rays-righty-taylor-guerrieri/c-260807066 2017年12月21日閲覧。 
  18. ^ T.R. Sullivan (2017年12月21日). “Rangers reunite with reliever Tolleson” (英語). MLB.com. https://www.mlb.com/news/rangers-re-sign-shawn-tolleson/c-263894378 2017年12月22日閲覧。 
  19. ^ 元レンジャーズ守護神、手術から復活ならず引退”. 日刊スポーツ (2019年1月17日). 2019年1月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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