ショット・リバースショット
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ショット・リバースショット(Shot reverse shot, またはshot/countershot)とは、人物Aが(多くは画面の外にいる)人物Bを見ているカットに続いて、人物Bが人物Aを見ているカットを繋ぐ映画技法である。2人の視線は反対方向を向いているため、観客/視聴者はお互いを見ているのものと考える[1][2]。
ショット・リバースショットは古くからハリウッドで使われている「Continuity Editing(コンティニュイティ編集、継続的編集)」に基づいている。観客/視聴者に直線的・時系列的・論理的に1つの連続する動きと知覚させることで、ショットが変わったことを意識させなくする。「視線の一致」の一例である[1]。
脚注
[編集]- ^ a b Film Studies Program (2002年). “Editing guide”. Yale University. 2010年3月30日閲覧。
- ^ Staff of "Hamlet on the Ramparts" Project. “Film lexicon”. MIT. 2016年7月30日閲覧。
参考文献
[編集]Bordwell, David; Thompson, Kristin (2006). Film Art: An Introduction. New York: McGraw-Hill. ISBN 0-07-331027-1