シューマツワーカー
概要
[編集]2016年創業。企業の人手不足が増えていく中で、人材を副業という形で確保することを支援することを業務としている[1]。
副業がコモディティとなるような世界を目指す。働く人が楽しくなるということを目指す[2]。
2019年4月4日にはエン・ジャパンと業務提携をする。エン・ジャパンの代表はシューマツワーカーと業務提携をすることを決めたのは、働き方の多様性が進んでいることからシューマツワーカーの成長性を感じたためとした[3]。
2019年4月には架空の女性社員を騙って営業活動をしていたことが物議を醸す。この女性社員に興味を持たれて返信が来たら、この女性社員は予約が入ったこととして、代わりに社長が対応していた[4]。
2020年のコロナ禍より店舗での売り上げが落ちており、インターネットの通信販売を導入しようとする企業が増え、仕事の依頼が来るようになる。エンジニアやデザイナーやマーケッターの依頼が特に多い[5]。コロナ禍では副業として働くという需要も増したことからもシューマツワーカーのサービスは拡大[6]。
2020年7月には第三者割当増資を実施し、東京理科大学から4億円の資金を集める。東京理科大学とは副業に関するデータを活用した共同研究を行うことも考える[7]。
2021年5月にはシューマツワーカー代表とロバート・アラン・フェルドマンが対談。副業が広がることでどうなるかについて議論される[8]。
副業系サービスカオスマップというものを製作して公開している。複数の副業系サービスを特徴で整理し、この特徴ごとに9つのグループに分類してマッピングしている[9]。カオスマップに掲載されているサービスは年々増加しており副業の需要の増加が見て取れる[10]。
2023年3月にクラウドワークスがシューマツワーカーの発行済み株式の過半数を取得したことから、シューマツワーカーはクラウドワークスの子会社となった[11]。
脚注
[編集]- ^ 創業手帳編集部 (2022年10月31日). “シューマツワーカー 松村 幸弥|副業人材と企業をマッチングするプラットフォーム「シューマツワーカー」で働く選択肢を増やす”. 起業・創業・資金調達の創業手帳. 2023年6月23日閲覧。
- ^ FINDERS. “二足のわらじは当たり前。シューマツワーカーが目指す副業のコモディティ化|FINDERS”. finders.me. 2023年6月23日閲覧。
- ^ “意欲的な働き手に「副業」という選択肢 慢性的な人材不足の解決へ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)”. forbesjapan.com. 2023年6月23日閲覧。
- ^ “「架空の女性社員」名乗りメール、ほかにも... 人材会社の営業手法が物議、社長「反省しております」”. J-CAST ニュース (2019年4月8日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ “週末ワークで月収15万円も コロナで副業市場の変化が加速|好きすぎて副業に”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2020年9月17日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ “【F Ventures 両角】オンライン化で地方にチャンス、働き方は引き続き変化する”. DIAMOND SIGNAL (2020年12月30日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ “副業マッチングのシューマツワーカーが4億円調達、登録者は2.3万人に - BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報”. thebridge.jp (2020年7月14日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ “副業の広がりは日本の生産性を上げるか? 日本型雇用はどうなるのか?”. shuchi.php.co.jp. 2023年6月23日閲覧。
- ^ “「副業」系サービスのトレンドを分類した「地図」の最新版が公開”. マイナビニュース (2022年2月2日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/ToyokeizaiOnline+(2020年7月29日).+“コロナ禍「副業でこっそり稼ぐ人」の快活な生計”. 東洋経済オンライン. 2023年6月23日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/wwwjijicom.+“クラウドワークス、シューマツワーカーの株式の過半数を取得、連結子会社化:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2023年6月23日閲覧。