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シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園
Nationalpark Schleswig-Holsteinisches Wattenmeer
トリッシェン、アイダーシュテット、南北フリジアの防波島の航空写真
ドイツ北部に位置する国立公園
地域 ドイツの旗 ドイツシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州北海沿岸
所在地:
Webseiten des Nationalparks
Schlossgarten 1
25382 Tonning
最寄り Westerland, Husum. Tonning. Heide
座標 北緯54度27分23秒 東経8度38分47秒 / 北緯54.456302度 東経8.646408度 / 54.456302; 8.646408座標: 北緯54度27分23秒 東経8度38分47秒 / 北緯54.456302度 東経8.646408度 / 54.456302; 8.646408
面積 441,500 ha (1,091,000エーカー)
創立日 1985年10月1日 (1985-10-01)
訪問者数 1,746,293(2002年)
登録名シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ワッデン海及び隣接地域
登録日15 November 1991
登録コード537[1]

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園(ドイツ語:Nationalpark Schleswig-Holsteinisches Wattenmeer)は、ドイツシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ワッデン海にある国立公園である。1985年7月22日に制定された国立公園法によって、1985年10月1日にシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州議会英語版によって設立され、1999年に大幅に拡張された。ニーダーザクセン・ワッデン海国立公園英語版ハンブルク・ワッデン海国立公園英語版エルベ川河口の自然保護対象外区域とともに、ワッデン海のドイツ側を構成する。

国立公園は北はドイツとデンマークの国境から、南はエルベ川河口まで広がる。北フリジア諸島ハリゲン諸島英語版(アンディーク島)周辺の干潟が含まれる。この地域の干潟は幅が40kmに及ぶ箇所もあり、南方には特に大きな砂州のある干潟が広がってる。ワッデン海全体で見られる典型的な動植物に加え、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン地方では、特に多くのゼニガタアザラシハイイロアザラシネズミイルカツクシガモアマモ属英語版を見ることが出来る[2][3]

4410 km²の面積を持つこの公園は、ドイツで最も大きな国立公園である。その面積の約68%は常に水面下にあり、30%は定期的に乾く。陸地は主に塩沼から成る。1990年以来、北フリジア諸島・ハリゲン諸島を含むこの国立公園は、ユネスコ生物圏に指定されている。2009年6月26日、ドイツとオランダのワッデン海海域とともに、その独特な生態系からユネスコ世界遺産に登録された[4]。また、北フリジア諸島と付近の海域は1990年にユネスコの生物圏保護区に指定され[2]、1991年にラムサール条約登録地となった[3]

脚注

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  1. ^ Schleswig-Holstein Wadden Sea and adjacent areas”. Ramsar Convention Sites Information Service. 25 April 2018閲覧。
  2. ^ a b Wadden Sea and Hallig Islands of Schleswig-Holstein Biosphere Reserve, Germany” (英語). UNESCO (2018年10月). 2023年2月27日閲覧。
  3. ^ a b Schleswig-Holstein Wadden Sea and adjacent areas | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2002年1月1日). 2023年2月27日閲覧。
  4. ^ Wadden Sea”. UNESCO World Heritage Centre. United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization. 26 Jun 2021閲覧。

関連項目

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