シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園
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シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園 | |
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Nationalpark Schleswig-Holsteinisches Wattenmeer | |
トリッシェン、アイダーシュテット、南北フリジアの防波島の航空写真 | |
ドイツ北部に位置する国立公園 | |
地域 |
ドイツシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の北海沿岸 所在地: Webseiten des Nationalparks Schlossgarten 1 25382 Tonning |
最寄り | Westerland, Husum. Tonning. Heide |
座標 | 北緯54度27分23秒 東経8度38分47秒 / 北緯54.456302度 東経8.646408度座標: 北緯54度27分23秒 東経8度38分47秒 / 北緯54.456302度 東経8.646408度 |
面積 | 441,500 ha (1,091,000エーカー) |
創立日 | 1985年10月1日 |
訪問者数 | 1,746,293(2002年) |
登録名 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ワッデン海及び隣接地域 |
登録日 | 15 November 1991 |
登録コード | 537[1] |
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン干潟国立公園(ドイツ語:Nationalpark Schleswig-Holsteinisches Wattenmeer)は、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ワッデン海にある国立公園である。1985年7月22日に制定された国立公園法によって、1985年10月1日にシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州議会によって設立され、1999年に大幅に拡張された。ニーダーザクセン・ワッデン海国立公園、ハンブルク・ワッデン海国立公園、エルベ川河口の自然保護対象外区域とともに、ワッデン海のドイツ側を構成する。
国立公園は北はドイツとデンマークの国境から、南はエルベ川河口まで広がる。北フリジア諸島、ハリゲン諸島(アンディーク島)周辺の干潟が含まれる。この地域の干潟は幅が40kmに及ぶ箇所もあり、南方には特に大きな砂州のある干潟が広がってる。ワッデン海全体で見られる典型的な動植物に加え、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン地方では、特に多くのゼニガタアザラシ、ハイイロアザラシ、ネズミイルカ、ツクシガモ、アマモ属を見ることが出来る[2][3]。
4410 km²の面積を持つこの公園は、ドイツで最も大きな国立公園である。その面積の約68%は常に水面下にあり、30%は定期的に乾く。陸地は主に塩沼から成る。1990年以来、北フリジア諸島・ハリゲン諸島を含むこの国立公園は、ユネスコの生物圏に指定されている。2009年6月26日、ドイツとオランダのワッデン海海域とともに、その独特な生態系からユネスコの世界遺産に登録された[4]。また、北フリジア諸島と付近の海域は1990年にユネスコの生物圏保護区に指定され[2]、1991年にラムサール条約登録地となった[3]。
脚注
[編集]- ^ “Schleswig-Holstein Wadden Sea and adjacent areas”. Ramsar Convention Sites Information Service. 25 April 2018閲覧。
- ^ a b “Wadden Sea and Hallig Islands of Schleswig-Holstein Biosphere Reserve, Germany” (英語). UNESCO (2018年10月). 2023年2月27日閲覧。
- ^ a b “Schleswig-Holstein Wadden Sea and adjacent areas | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2002年1月1日). 2023年2月27日閲覧。
- ^ “Wadden Sea”. UNESCO World Heritage Centre. United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization. 26 Jun 2021閲覧。