シュテファーヌ・ジャモエ
基本情報 | |
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本名 | シュテファーヌ・ジャモエ |
通称 | Survivor(サバイバル男) |
階級 | バンタム級 |
身長 | 168cm |
リーチ | 171cm |
国籍 | ベルギー |
誕生日 | 1989年10月5日(35歳) |
出身地 | ヴィゼ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 37 |
勝ち | 30 |
KO勝ち | 16 |
敗け | 7 |
シュテファーヌ・ジャモエ(Stephane Jamoye 、男性、1989年10月5日 - )は、ベルギーのプロボクサー。ヴィゼ出身。技巧派ながらも積極的に前進してカウンターを打ちながらプレスをかけるスタイル。亀田和毅戦で判定が覆るなどの不運を経験し[1]、EBU王者時代のジェームス・マクドネルに敵地で敗れているものの、プンルアン・ソー・シンユーに勝利しWBC世界バンタム級ユース王座を獲得し、リー・ハスキンスに勝利しEBU王座を獲得するなど、のちの世界王者との対戦経験のある選手で、山中慎介戦では日本のリングに立っている。山中戦後に山中と亀田の差を聞かれ「全然比較にならない」と即答している[2][3]。愛称はSurvivor(サバイバル男)。
来歴
[編集]2007年10月27日、リエージュ州ヴィゼのシュラットでデビュー戦を行い、2回KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。
2009年2月21日、リエージュ州エルスタルでエイロン・ケデムとベルギーバンタム級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2009年5月9日、リエージュ州ロンサンでWBC世界バンタム級ユース王者プンルアン・ソー・シンユーと対戦し、10回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2009年11月28日、リエージュ州ウペイエでEBUヨーロッパ連合バンタム級王座に挑戦し、12回3-0(115-113、115-111、115-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2010年2月20日、リエージュ州エルスタルでハリス・アジャリと対戦し、7回KO勝ちを収めWBCユース王座の初防衛に成功した。
2010年4月10日、リエージュ州ロンサンでフランク・ゴルジュと対戦し、8回TKO勝ちを収めEBU-EU王座の初防衛に成功した。
2010年8月28日、シナロア州マサトランで亀田和毅と対戦し、10回1-1(96-95、96-96、95-96)の判定で引き分けたが、採点の集計にミスがあったとして10回1-2(96-95、95-96が2者)の判定負けに試合結果が変更され、プロ初黒星を喫すると共にWBCユース王座から陥落した[1]。
2010年11月5日、マドリード州サン・セバスティアン・デ・ロス・レイエスでジョバンニ・ジャラミージョと対戦し、11回TKO勝ちを収めEBU-EU王座の2度目の防衛に成功した。
2011年1月22日、ドンカスターのドンカスタードームでEBU欧州バンタム級王者ジェームス・マクドネルと対戦し、12回0-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2011年2月19日、リエージュ州エルスタルでアンソニー・マシアスとスーパーフライ級8回戦を行い、8回TKO勝ちを収め再起を果たした。
2011年3月26日、ベラクルス州ハラパでレオ・サンタ・クルスとWBCユース・世界バンタム級暫定王座決定戦を行い、6回KO負けを喫し王座獲得に失敗した。
2012年2月18日、リエージュ州エルスタルでミゲル・アギラルとWBCインターコンチネンタルスーパーフライ級ユース王座決定戦を行い、2回1分55秒、アギラルの棄権により王座獲得に成功した。
2012年12月14日、リエージュ州エルスタルでEBU欧州バンタム級王者リー・ハスキンスと対戦し、8回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2013年3月9日、リエージュ州エルスタルでアシュリー・セクストンと対戦し、8回TKO勝ちを収めEBU王座の初防衛に成功した。
2013年9月28日、リエージュ州エルスタルでカリム・ゲルフィと対戦し、12回0-2(113-115、112-116、114-114)の判定負けを喫しEBU王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。
2014年4月23日、大阪城ホールでWBC世界バンタム級王者山中慎介と対戦し、9回11秒TKO負けを喫した[4]。試合後、山中と2010年8月28日に対戦した亀田和毅の差を聞かれると「全然比較にならない」と即答した[2][3]。
2014年6月7日、リエージュ州エスヌーでリチャード・ボロスとバンタム級6回戦を行い、初回1分15秒TKO勝ちを収め再起を果たした。
2014年9月13日、マンチェスターのフォンズ4uアリーナ・マンチェスターでWBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クィッグと対戦し、3回1分13秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[5][6]。
2014年11月8日、リエージュ州エルスタルでホルヘ・ルイス・ムンギアとバンタム級8回戦を行い、8回3-0の判定勝ちを収め再起に成功した。
2015年1月31日、リエージュ州モンテネでレイナルド・カジーナとスーパーバンタム級8回戦を行い、8回3-0(79-72が2者、80-71)の判定勝ちを収め再起2連勝を果たした。
2015年10月30日、リエージュ州エルスタルでライアン・ファラグとEBU欧州バンタム級王座決定戦を行い、9回TKO負けを喫しEBU王座への返り咲きに失敗した。
2016年5月28日、リエージュ州エルスタルでエドウィン・テレスとフェザー級6回戦を行い、6回3-0の判定勝ちを収め再起を果たした。
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 亀田和が世界ユース王座獲得 ドロー発表が2-1判定に変更 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年8月30日
- ^ a b ジャモエ、山中は「右もすごく強かった」 日刊スポーツ 2014年4月23日
- ^ a b 山中挑戦者 和毅と「比較にならない」 デイリースポーツ online 2014年4月23日
- ^ 山中が9回TKOでV6、5連続KO防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月23日
- ^ Scott Quigg had no problem knocking out Jamoye in Manchester WBA公式サイト 2014年9月14日
- ^ WBA・S・バンタム級 キグがジャモエに圧勝V4 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月14日