シュガー・シャック
「シュガー・シャック」 | ||||||||
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ジミー・ギルマー&ザ・ファイアボール の シングル | ||||||||
初出アルバム『Sugar Shack』 | ||||||||
B面 | 悲しみを越えて | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | ロックンロール、ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | ドット・レコード | |||||||
作詞・作曲 | キース・マコーマック、フェイ・ヴォス | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
ゴールドディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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「シュガー・シャック」(Sugar Shack)は、ジミー・ギルマー&ザ・ファイアボールが1963年に発表した楽曲。本国アメリカを含む数ヶ国でチャートの1位を記録した。
概要
[編集]テキサス州出身のミュージシャン、キース・マコーマックと彼の叔母のフェイ・ヴォスによって書かれた。マコーマックとヴォスは朝食をとりながら曲を書き、ストーリーをまとめた。コーヒーが歌詞の主題となっているのはそのためである[2]。
かつて道のはずれに丸太小屋のコーヒーハウスがあった。人々から「シュガー・シャック」と呼ばれたその店に主人公は足繁く通った。エスプレッソが名物だったが、彼には別の目当てがあった。黒いレオタードに裸足のかわいい女の子が働いていたのだ。その後二人は結婚。彼らは若かりし日の思い出にふけりながら、もう一度あの店に行ってみようと考える。
ジミー・ギルマー&ザ・ファイアボールはツアーでこの曲の受けが特によかったことからプロデューサーのノーマン・ペティにレコーディングを依頼した。レコーディングはニューメキシコ州クローヴィスにあるペティのスタジオで行われた[3]。特徴的なオルガンのリフは、ソロヴォックスという古いハモンドオルガンによるもので、ペティが弾いた[4]。
1963年5月、シングルとして発表された[1]。B面は「悲しみを越えて(My Heart Is Free)」。
同年10月12日から11月9日にかけて5週連続でビルボード・Hot 100の1位を記録した[5]。R&Bチャートでも1位を記録した。なお、ビルボードの1963年の年間チャートは資料によって順位が異なり、「1位」を示す資料もあれば[6]、「40位」を示す資料もある[7]。カナダ、オーストラリアでもそれぞれチャートの1位を記録した。
脚注
[編集]- ^ a b 45cat - Jimmy Gilmer And The Fireballs - Sugar Shack / My Heart Is Free - Dot - USA - 45-16487
- ^ Sugar Shack by The Fireballs Songfacts
- ^ Bronson, Fred (2003). The Billboard Book of Number 1 Hits. New York: Billboard Books. p. 138. ISBN 0823076776 2018年7月6日閲覧。
- ^ Strange sounds: offbeat instruments and sonic experiments in pop, by Mark Brend 2018年7月6日閲覧。
- ^ The Hot 100 - 1963 Archive | Billboard Charts Archive
- ^ 1963 - Billboard Top 100
- ^ "Top Records of 1963", Billboard, Section II, December 28, 1963. p. 30. Retrieved July 6, 2018.
関連項目
[編集]先代 ボビー・ヴィントン 「ブルー・ヴェルヴェット」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1963年10月12日 - 11月9日(5週) |
次代 ニノ・テンポ&エイプリル・スティーヴンズ 「夢のディープ・パープル」 |