シャーリー・ヘンダーソン
シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson | |
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2009年 | |
生年月日 | 1965年11月24日(59歳) |
出生地 | スコットランド |
国籍 | イギリス |
活動期間 | 1987年 - |
主な作品 | |
『トレインスポッティング』シリーズ 『ひかりのまち』 『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ 『24アワー・パーティ・ピープル』 『ハリー・ポッター』シリーズ 『愛をつづる詩』 『マリー・アントワネット』 |
シャーリー・ヘンダーソン(Shirley Henderson, 1965年11月24日 - )は、イギリス・スコットランド出身の女優。スコットランド英国映画テレビ芸術アカデミー賞2回、バンクーバー映画批評家サークル賞1回、ローレンス・オリヴィエ賞1回を受賞した他、英国アカデミー賞テレビ部門、英国インディペンデント映画賞、ロンドン映画批評家協会賞、クロトルディス賞、ゴッサム・インディペンデント映画賞、カナダ・スクリーン・アワードにノミネートされた。
映画『トレインスポッティング』(1996年)およびその続編『T2 トレインスポッティング』(2017年)でゲイル役、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(2001年–2016年)でジュード役、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)および『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)で嘆きのマートル役を演じている。他に『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』(1995年)、『ひかりのまち』(1999年)、『トプシー・ターヴィー』(1999年)、『24アワー・パーティ・ピープル』(2002年)、『ウィルバーの事情』(2002年)、『ダブリン上等!』(2003年)、『American Cousins』(2003年)、『Frozen』(2005年)、『マリー・アントワネット』(2006年)、『ペティグルーさんの運命の1日』(2008年)、『Life During Wartime』(2009年)、『ミークス・カットオフ』(2010年)、 『アンナ・カレーニナ』(2012年)、『フィルス』(2013年)、『オクジャ/okja』(2017年)、『Never Steady, Never Still』(2017年)、『僕たちのラストステージ』(2018年)に出演している。
BBCの連続テレビドラマ『Hamish Macbeth』(1995年–1997年)にイソベル・サザランド役で主演し、BBCのドラマ『Happy Valley』(2016年)でフランシス・ドラマンド役を演じた。BBCのミニシリーズ『The Way We Live Now』(2001年)およびITVのテレビ映画『Dirty Filthy Love』(2004年)でRTSアワードにノミネートされ、チャンネル4のミニシリーズ『Southcliffe』(2013年)のクレア・ソルター役で英国アカデミー賞テレビ部門助演女優賞にノミネートされた。2018年、オールド・ヴィック・シアターで上演された『北国の少女』オリジナル・プロダクションのエリザベス役でローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞を受賞した。
来歴
[編集]マレーのForresで生まれるが、ファイフのKincardineで育つ[1][2]。学生時代より地元のクラブなどで歌っていたという[3]。その後、ギルドホール音楽演劇学校で演技を学んだ[4][5]。卒業後、様々な舞台に立ちながら経験を積み、1991年に映画デビューした。マイケル・ウィンターボトム作品の常連でもある。
童顔と子供っぽい声質のため、少女役や自分より年下の役者の妹役や後輩役・実年齢よりも若い役として起用されることが多い。
主な出演作品
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1995 | ロブ・ロイ/ロマンに生きた男 Rob Roy |
Morag | |
1996 | トレインスポッティング Trainspotting |
ゲイル | |
1999 | ひかりのまち Wonderland |
デビー | |
トプシー・ターヴィー Topsy-Turvy |
レオノーラ | ||
2000 | めぐり逢う大地 The Claim |
アニー | |
2001 | ブリジット・ジョーンズの日記 Bridget Jones's Diary |
ジュード | |
2002 | マインド・ゲート 監禁少女のSOS Doctor Sleep |
ジャネット | |
24アワー・パーティ・ピープル 24 Hour Party People |
リンゼイ・ウィルソン | ||
家族のかたち Once Upon a Time in the Midlands |
シャーリー | ||
ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets |
嘆きのマートル | ||
ウィルバーの事情 Wilbur Wants to Kill Himself |
アリス | ||
2003 | ダブリン上等! Intermission |
サリー | |
2004 | 愛をつづる詩 Yes |
クリーナー | |
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 Bridget Jones: The Edge of Reason |
ジュード | ||
2005 | トリストラム・シャンディの生涯と意見 A Cock and Bull Story |
スザンナ | |
ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire |
嘆きのマートル | ||
シェイクスピア21 じゃじゃ馬馴らし ShakespeaRe-Told The Taming of the Shrew |
ケイト | テレビ・ミニシリーズ | |
2006 | マリー・アントワネット Marie Antoinette |
ソフィー内親王 | |
2008 | ペティグルーさんの運命の1日 Miss Pettigrew Lives for a Day |
Edythe | |
ワイルド・ガール Wild Child |
マトロン | ||
ミス・マープル4 『殺人は容易だ』 Marple: Murder Is Easy |
オノリア・ウェインフリート | テレビ映画 | |
2009 | くるみ割り人形 The Nutcracker in 3D |
くるみ割り人形 | 声の出演 |
2012 | トレジャー・アイランド Treasure Island |
メグ・ホーキンス | テレビ映画 |
2013 | フィルス Filth |
バンティ | |
Mr.スキャンダル The Look of Love |
ラスティ・ハンフリーズ | ||
テレーズ 情欲に溺れて In Secret |
スザンヌ | ||
2015 | 五日物語 -3つの王国と3人の女- Tale of Tales |
インマ | |
2017 | T2 トレインスポッティング T2: Trainspotting |
ゲイル | |
2019 | グリード ファストファッション帝国の真実 Greed |
マーガレット・マクリディ |
舞台
[編集]日時 | 題 | 役 | 会場 | 特記 | 脚注 |
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1986年10月10日 – 11月 | The Grand Edinburgh Fire Balloon | スコットランド エジンバラ ロイヤル・ライシーアム劇場 | [6] | ||
1986年12月 – 1987年1月 | A Wildcat Christmas Carol | Tiny Tim | キルマーモック | [7] | |
1987年4月 | 三文オペラ The Threepenny Opera |
ルーシー・ブラウン | スコットランド ダンディー ダンディー・レップシアター | [8][9] | |
1987年10月9日 – 1988年3月26日 | Entertaining Strangers | Fanny Lock | イギリス ロンドン ロイヤル・ナショナル・シアター | 演出: ピーター・ホール | [10][11] |
1988年4月28日 – 11月24日 | 冬物語 The Winter's Tale |
パーディタ | イギリス ロンドン ロイヤル・ナショナル・シアター | 演出: ピーター・ホール | [12] |
1989年3月 | My Mother Said I Never Should | Rosie | イギリス ロンドン ロイヤル・コート・シアター | 作家: シャーロット・キートリー<be/> 演出: マイケル・アテンボロ | [13][14] |
1990年6月7日 – 7月28日 | Eurydice | エウリュディケー | イングランド チチェスター フェスティバル劇場 | 演出: マイケル・ラドマン | [15] |
1992年8月1日 – 9月5日 | The Life of Stuff | Evelyn | スコットランド エジンバラ トラヴァース・シアター | 演出: ジョン・ミッチェル | [16] |
1993年4月19日 – | Lion in the Streets | Isobel | イギリス ロンドン ハムステッド・シアター | 作家: ジュディス・トンプソン 演出: マシュー・ロイド |
[17] |
1993年10月8日 – 30日 | ロミオとジュリエット Romeo and Juliet |
ジュリエット | スコットランド グラスゴー シチズンズ・シアター | 演出: ガイルズ・ヘイヴァーガル | [18] |
1994年3月23日 – 4月2日 | フロス河の水車場 The Mill on the Floss |
Maggie Tulliver | イギリス イプスウィッチ ニュー・ウォルシー・シアター、ツアー公演 | 作家: ジョージ・エリオット 演出: ナンシー・メックラー、ポリー・ティール |
[19] |
1995年4月27日 – 5月20日 | The Maiden Stone | Mary | イギリス ロンドン ハムステッド・シアター | 作家: ローザ・マンロー 演出: マシュー・ロイド |
[20][21] |
1997年9月10日 – 20日 | ベルナルダ・アルバの家 The House of Bernarda Alba |
Stuart Davids | スコットランド グラスゴー トラムウェイ | 作家: フェデリコ・ガルシーア・ロルカ 演出: スチュアート・デイヴィッド |
[22] |
1997年11月9日 – 12月10日 | Shining Souls | Mandy | イギリス ロンドン オールド・ヴィック・シアター | [23][24] | |
1999年11月22日 − 12月18日 | Anna Weiss | Lynn | イギリス ロンドン ホワイトホール・シアター | 作家: マイク・カレン 演出: マイケル・アテンボロ |
[25] |
2017年7月8日 - 10月7日 | 北国の少女 Girl from the North Country |
エリザベス・レイン | イギリス ロンドン オールド・ヴィック・シアター | 演出: コナー・マクファーソン ローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞 |
[26][27] |
2017年12月30日 – 2018年3月24日 | 北国の少女 Girl from the North Country |
エリザベス・レイン | イギリス ロンドン ノエル・カワード・シアター | 演出: コナー・マクファーソン | [28] |
受賞歴
[編集]参照
[編集]- ^ Gilbey, Ryan; "Shirley Henderson: The rise of little voice" Independent.co.uk, 5 December 2003 (Retrieved: 22 August 2009)
- ^ "The Way We Live Now: Who's Who: Marie Melmotte — Shirley Henderson" PBS.org (Retrieved: 22 August 2009)
- ^ Neill, Heather; "Mistress of the roles" Independent.co.uk, 13 October 2002 (Retrieved: 22 August 2009)
- ^ McLean, Gareth; "Shirley, by degrees" Guardian.co.uk, 6 November 2004 (Retrieved: 22 August 2009)
- ^ "Guildhall School of Music and Drama: Alumni" GSMD.ac.uk (Retrieved: 22 August 2009)
- ^ “Theatre News”. The Stage: p. 16. (9 October 1986)
- ^ Moore, John (15 January 1987). “Seasonal Shows: Kilmarnock: A Wildcat Christmas Carol”. The Stage: p. 16
- ^ “Regional”. The Stage: p. 26. (9 April 1987)
- ^ Smith, Charles (7 May 1987). “Dundee: The Threepenny Opera”. The Stage: p. 12
- ^ “Theatre Week”. The Stage: p. 8. (15 October 1987)
- ^ “Record: Entertaining Strangers”. Royal National Theatre Archives. 28 December 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。28 December 2020閲覧。
- ^ “Record: The Winter's Tale”. Royal National Theatre Archives. 28 December 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。28 December 2020閲覧。
- ^ “Uptown”. Hayes & Harlington Gazette: p. 26. (1 March 1989)
- ^ Armistead, Claire (4 March 1989). “Arts: Review of 'My Mother Said I never should' at the Royal Court”. Financial Times: p. XXVII
- ^ “Cast list, Eurydice (1990)”. Chichester Festival Theatre. 17 January 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。30 December 2020閲覧。
- ^ “Theatre Week”. The Stage: p. 10. (30 July 1992)
- ^ “Production News”. The Stage: p. 10. (1 April 1993)
- ^ “Production News”. The Stage: p. 12. (7 October 1993)
- ^ “Theatre Week”. The Stage: p. 10. (17 March 1994)
- ^ “Production news”. The Stage: p. 47. (6 April 1995)
- ^ Munro, Rosa (10 May 1996). “Oh, how could you treat a poor Maiden so?”. The Independent 30 December 2020閲覧。
- ^ “Aiming high, but falling short”. The Independent (15 September 1997). 8 November 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。22 August 2009閲覧。
- ^ “Theatre Week”. The Stage: p. 55. (6 November 1997)
- ^ “Reviews: Theatre One wedding, whose funeral?”. The Independent. (12 November 1997). オリジナルの8 November 2012時点におけるアーカイブ。 22 August 2009閲覧。
- ^ “Archive page for Anna Weiss”. Albemarle-London.com. 13 December 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。22 August 2009閲覧。
- ^ “Girl From the North Country Review”. The Guardian. オリジナルの18 September 2017時点におけるアーカイブ。 18 September 2017閲覧。
- ^ “Olivier Awards 2018: Winners in full”. BBC News. (9 April 2018). オリジナルの30 September 2019時点におけるアーカイブ。 5 April 2020閲覧。
- ^ “Girl From the North Country, Noël Coward Theatre, review”. The Daily Telegraph. (11 January 2018). オリジナルの18 March 2018時点におけるアーカイブ。 17 March 2018閲覧。