シャッター (映画)
シャッター | |
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Shutter | |
監督 | 落合正幸 |
脚本 | ルーク・ドーソン |
原作 |
バンジョン・ピサヤタナクーン パークプム・ウォンプム 『心霊写真』 |
製作 | |
製作総指揮 |
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出演者 | |
音楽 | ネイサン・バー |
撮影 | 柳島克己 |
編集 |
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製作会社 | |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
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製作費 | $8,000,000[1] |
興行収入 |
『シャッター』(Shutter)は、2008年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督は落合正幸、出演はジョシュア・ジャクソンとレイチェル・テイラーなど。2004年のタイの映画『心霊写真』のハリウッドリメイク作品である。
舞台を主に日本としており、監督の落合の他にも、『リング』に携わった一瀬隆重や、その『リング』のリメイク版に携わったロイ・リーも起用されている。 日本公開時のキャッチコピーは「私は忘れない。死んでもあなたを追い詰める」「忘れたとは言わせない」。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ブルックリンに住むベンとジェーンは、幸福な結婚式を挙げて、ハネムーンとベンのファッション撮影の仕事を兼ねて日本へ飛び立つ。しかしコテージへ向かう途中、夜の山道で女性一人を轢いてしまい、車は土手へ落ちてしまった。しばらく気を失っていると、轢かれたはずの女性の姿はなかった。疑問を抱きながらも、コテージへ向かって晩を明かした。
数日が経ち、コテージで撮った写真を見ると、何枚かの写真に白い靄のようなものが写り込んでいた。最初は光の反射だと思い、気に掛けなかったが、ベンとジェーンが撮る写真すべてに同じような光が写り込むようになる。ジェーンはさすがに気味悪がり、ある日電車に乗っていると、あの時轢いたはずの女性がホームに立っていた。更に、電車が走っているはずなのに、窓にその女性の姿が現れる。
キャスト
[編集]※カッコ内は日本語吹替。
- ベン: ジョシュア・ジャクソン(竹若拓磨) - アメリカ人写真家。
- ジェーン: レイチェル・テイラー(永田亮子) - ベンの新妻。
- メグミ: 奥菜恵 - ジェーンが運転する車にはねられた女性。
- ブルーノ: デヴィッド・デンマン(大黒和広) - ベンの親友で雇い主。
- アダム: ジョン・ヘンズリー - ベンの親友。モデル紹介業。
- セイコ: マヤ・ヘイゼン - ベンの日本でのアシスタント。
- リツオ: ジェームズ・カイソン・リー - 心霊写真誌の編集者。セイコの元恋人。
- メグミの母: 宮崎美子
- 村瀬: 山本圭 - 霊能者。
作品の評価
[編集]批評家からの評価は概ね低い。 Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「日本ではなく、タイのホラー映画のリメイクではあるが、『シャッター』はアジアのホラー映画のつまらないリメイクをもう1つ増やしただけである。」であり、65件の評論のうち高評価は9%にあたる6件のみで、平均して10点満点中3.48点を得ている[3]。 Metacriticによれば、12件の評論のうち、高評価は2件、賛否混在は6件、低評価は4件で、平均して100点満点中37点を得ている[4]。
出典
[編集]- ^ “Shutter (2008)” (英語). IMDb. 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c “Shutter” (英語). Box Office Mojo. 2020年8月13日閲覧。
- ^ “Shutter (2008)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年8月13日閲覧。
- ^ “Shutter Reviews” (英語). Metacritic. 2020年8月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2009年3月18日アーカイブ分)
- シャッター - allcinema
- シャッター - KINENOTE
- Shutter - IMDb
- Shutter - Box Office Mojo
- Shutter - Rotten Tomatoes
- Shutter - Metacritic