シボレー・オーランド
オーランド(ORLANDO)は、ゼネラルモーターズ(GM)がシボレーブランドで販売していた自動車である。
コンセプトモデル (2008-2009年)
[編集]2008年のモンディアル・ド・ロトモビルと2009年の北米国際オートショーでコンセプトモデルとして発表された。
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オーランドコンセプト フロント
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オーランドコンセプト リヤ
初代 (2011–2018年)
[編集]オーランド | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
製造国 |
韓国 ベトナム ロシア ベネズエラ ウズベキスタン |
ボディ | |
乗車定員 | 5/7名 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
ガソリン:1.4/1.8/2.4L I4 ディーゼル:1.6/2.0L I4 |
変速機 |
5/6MT 6AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,760mm |
全長 | 4,650mm |
全幅 | 1,835mm |
全高 | 1,635mm |
系譜 | |
先代 | 大宇・タクマ |
2010年のモンディアル・ド・ロトモビルで量産型が発表された。生産は同年10月からスタートされ、同年末~2011年初頭より欧州全域を皮切りに順次、発売。韓国市場においても韓国GMを介して2011年3月より発売が開始された(韓国語:「쉐보레 올란도」。読み的には「スェボレ オㇽランド」)。
また、2012年12月13日よりマレーシアにおいてもナザの傘下、ナザ・クエストから同名で発売を開始。1.8Lのみで、韓国からの輸入となる[1]。
2013年登場の2014モデルにおいては、ドアミラー内蔵のターンレンズが採用され、新色と18インチアルミホイールも設定された。
2018年、韓国においてキャプティバとともに廃止され、両車の統合後継車として、エクイノックスが投入されることとなった。
メカニズム
[編集]クルーズのプラットフォームをベースとし、141PSの1.8L ガソリンエンジンもしくは出力特性の異なる2種の2.0Lディーゼルエンジン(131PS、163PS)、140PSの2.0L LPGを搭載。なお韓国仕様については163PSのディーゼルと(韓国国内において税制面で有利な)2.0LのLPGのみを設定している。
ルーフラインを低く設計しながらも、後席に行くにしたがって座面が高くなる3列シートレイアウトを採用したことで、リヤシートに人が乗車しても視界を十分に確保している。また多彩なシートアレンジを可能としたことで、沢山の荷物をすっぽり収めることも可能としている。
インテリアには多くの収納スペースが用意されており、センターコンソールやドアトリム、リアカーゴエリアのみならず、ルーフにも用意。オーディオ裏面にも収納エリアが設けられ、運転席からも助手席からも手が届くようになっている。
2代目 (2018年-2023年)
[編集]オーランド | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
製造国 | 中華人民共和国 (上海GM) |
販売期間 | 2018年 - 2023年 |
設計統括 | 上海GM |
ボディ | |
乗車定員 | 5/7名 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
エンジン位置 | フロント[2] |
駆動方式 | 前輪駆動[2] |
パワートレイン | |
エンジン | 1,349cc 直列3気筒ターボ[2] |
最高出力 | 120 kW (163 PS) / 5,500 rpm[2] |
最大トルク | 230N・m / 1,800 - 4,400 rpm[2] |
変速機 |
6速MT/AT 6速DCT[2] |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,795 mm |
全長 | 4,685 mm |
全幅 | 1,805 mm |
全高 | 1,630 mm |
車両重量 | 1,415 kg[2] |
系譜 | |
後継 | シボレー・ロバ RV |
2018年、中国にて発表、同市場専売車として販売を開始。製造は上海GMが担当する。
脚注
[編集]- ^ “シボレー オーランド 発表、月間販売200台見込む マレーシア”. カービュー. (2012年12月16日)
- ^ a b c d e f g 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、8 Aug 2020、188頁。ISBN 978-4-7796-4170-1。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]CHEVROLET ORLANDO - 韓国GM公式サイト