シティ・フットボール・グループ
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| 種類 | 持株会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
.svg){kind=small} イギリス イングランド・マンチェスター |
| 設立 | 2014年 |
| 業種 | スポーツ管理 |
| 代表者 | マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン創業者 |
| 売上高 | 連結：£544,426,000 (2020) |
| 営業利益 | 連結：- £165,861,000 (2020) |
| 純利益 | 連結：- £205,179,000 (2020) |
| 純資産 | 連結： |
| 総資産 | 連結：£1,530,000,000 (2014) |
| 従業員数 | 連結：1,229 (2020) |
| 主要株主 |
 ニュートンID 77.22% シルヴァー・レイク 14.54% 華人文化 8.24% |
| 主要子会社 |
マンチェスター・シティFC ニューヨーク・シティFC メルボルン・シティFC |
| 外部リンク |
www |
シティ・フットボール・グループ（City Football Group）は、マンチェスター・シティFCを筆頭とした多数のクラブを保有し、Jリーグでは横浜F・マリノスの少数株主でもある、世界的なサッカー事業グループ。
歴史
[編集]2008年、アラブ首長国連邦の王族が運営するプライベート・エクイティ・ファンドであるアブダビ・ユナイテッド・グループの子会社として設立された。
2013年5月21日にニューヨーク・シティFCがメジャーリーグサッカーに参戦する予定のクラブとして設立され、グループ2番目のクラブとなった。
2014年1月23日にAリーグのメルボルン・ハートFCの80%を1200万ドルで買収、メルボルン・シティFCに改名しグループ3番目のクラブとなった。同年7月、日産自動車とグローバルパートナーシップを締結し、横浜F・マリノスの少数株主となることが発表された[1]。
2015年3月、正式にシティ・フットボール・ジャパン(CFJ)を立ち上げた。また同年からニューヨーク・シティFCがメジャーリーグサッカーに参戦した。8月にはメルボルン・シティの残り20%の保有権も買収し、メルボルン・シティはシティ・フットボール・グループが100%保有する事となった。同年12月、中国のCMC Holdings と中国メディア投資ファンドがシティ・フットボール・グループに4億ドル出資とパートナーシップ締結を発表した[2]。
2017年4月5日、セグンダ・ディビシオン・プロフェシオナルのCAトルケを買収（後にモンテビデオ・シティ・トルケに改名）。8月23日、リーガ・エスパニョーラのジローナFCの44.3%の株を取得したと発表。マンチェスター・シティの監督、ジョゼップ・グアルディオラの弟であるペレ・グアルディオラのジローナ・フットボール・グループもまた44.3%の株を取得し、ジローナFCはグループ6番目のクラブとなった。同年7月にはエクアドル・セリエAのグアヤキル・シティFCに改名したCDリーベル・エクアドルを買収したとの報道が為されたが[3]、公式発表はなくこれは虚報であった。
2019年2月20日に中国サッカー・乙級リーグの四川九牛足球倶楽部の28%の株を取得。11月27日、米国のシルヴァー・レイク・パートナーズがアブダビ・ユナイテッド・グループから5億ドルで会社全体の1割に相当する株を買収。すなわちシルヴァー・レイク社はシティ・フットボール・グループに対して50億ドルの価値があると見做した[4]。翌日、インド・スーパーリーグに所属するムンバイ・シティFCの65%の株を取得したと発表。
2020年3月、リーグ・ドゥのASナンシーを買収するとの報道が為されたが[5]、翌月に新型コロナウイルス感染症の流行による経済的社会的混乱のために、この話は棚上げとなった[6]。しかし5月、シティ・フットボール・グループはベルギー・ファースト・ディビジョンBのロンメルSKの216万ユーロの借金を支払い、買収[7][8]。さらに同月、ロシア・プレミアリーグのFCウファの買収に乗り出しており、レッドブルグループとの競争になっていると報じられた他[9]、エジプト・プレミアリーグのピラミッズFCがグループ初のアフリカ拠点となるのではないかとの報道[10]、あるいはメキシコに進出するのではないかとの報道もあった[11]。また、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのボタフォゴFRとも交渉していたが、同クラブの負債が1億5000万ポンド程度に達する事から破談した[12]。そして同年夏には3月に話題になったASナンシーより買収費用が安く、同じくリーグ・ドゥに所属するトロワACと交渉し、9月3日にトロワACはシティ・フットボール・グループ10番目のクラブとなった[13]。その後もプリメイラ・リーガのポルティモネンセSCや[14]、カテゴリア・プリメーラAのインデペンディエンテ・メデジンを買収するのではないかと報じられた[15]。
2021年1月12日、リーガ・デ・フットボル・プロフェシオナル・ボリビアーノのクルブ・ボリバルがパートナークラブとして加入した[16][17]。2月18日にはフランス全国選手権2のヴァンヌOCもパートナークラブとして加入し、フランスでは2クラブ目となった[18][19][20]。11月にはロシア・プレミアリーグのFCスパルタク・モスクワの株式の約20%を取得するのではないかとの報道が流れた[21]。
2022年1月に国際サッカー連盟が期限付き移籍人数に関する規定を追加すると、多数の期限付き移籍選手を抱えるマンチェスター・シティは同じグループ内のクラブを利用してこの規定内に収める方針を取る事とした[22]。3月末にはエールステ・ディヴィジ所属のNACブレダを700万ユーロでの買収で合意をしたものの[23]、サポーターからの反発が根強く最終的に拒否権を行使されて買収は失敗に終わった[24]。これと同時期にブラジル国内の数クラブに対してシティ・フットボール・グループは買収交渉を行っており、アトレチコ・ミネイロやECバイーアの名が挙がった[25][26]。そして7月にセリエBへの昇格が決まったパレルモFCの株式の80%を取得、11クラブ目となった[27]。
バイーアとの交渉はその後も続き、同年9月には決定的[28]、翌2023年2月には株の90%の買収を完了したと報じられたが[29]、公式に発表されたのは同年5月4日にずれ込んだ[30]。
チーム
[編集]男性チーム
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マンチェスター・シティFC
メルボルン・シティFC
ニューヨーク・シティFC
横浜F・マリノス
ジローナFC
モンテビデオ・シティ・トルケ
四川九牛足球倶楽部
ムンバイ・シティFC
ロンメルSK
トロワAC
パレルモFC
ECバイーア
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女性チーム
[編集]- マンチェスター・シティWFC
- メルボルン・シティFC
- ジローナFCフェメーニA
- ジローナFCフェメーニB
- トロワACフェミニーヌ
アカデミー
[編集]- マンチェスター・シティ EDS
- メルボルン・シティFC NPL
- メルボルン・シティFC ユース
- ニューヨーク・シティFC II
- ジローナFC B
- ムンバイ・シティFCリザーブ
- トロワACリザーブ
パートナークラブ
[編集]パートナークラブは上記のクラブとは異なり、株を保有していない提携クラブである[31][32]。
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パートナー企業
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脚注
[編集]- ^ “日産がシティ・フットボール・グループと業務提携…齋藤「マリノスをより大きなクラブに」”. サッカーキング. 2014年7月17日閲覧。
- ^ “中国企業グループ、英マンチェスター・シティーに13％出資”. 2015年12月2日閲覧。
- ^ “Guayaquil City FC is the first subsidiary of Pep Guardiola's Manchester City in South America” (スペイン語). Depor.com. 17 July 2017閲覧。
- ^ “Manchester City's owner is worth nearly $5 billion after Silver Lake deal”. cnn (27 November 2019). 14 January 2020閲覧。
- ^ “City Football Group eyeing up AS Nancy takeover” (5 March 2020). 4 June 2020閲覧。
- ^ “Manchester City owner still keen on AS Nancy acquisition” (28 April 2020). 4 June 2020閲覧。
- ^ “Manchester City owners City Football Group acquire Belgium's second-division club Lommel SK” (11 May 2020). 4 June 2020閲覧。
- ^ “Manchester City parent company add Belgian team to their stable”. The Guardian (11 May 2020). 4 June 2020閲覧。
- ^ Saul Garcia (27 May 2020). “City Football Group to battle Red Bull Group for Russian first division team”. 4 June 2020閲覧。
- ^ Lorenz Kohler. “Man City owner to buy African club?”. kickoff. 12 January 2020閲覧。
- ^ “Man City's owners have 'very clear idea' as they close in on purchase of new club”. SI (28 June 2020). 18 August 2022閲覧。
- ^ “Plans for new club in the City Football Group 'completely scrapped'”. si (1 July 2020). 13 January 2021閲覧。
- ^ “Troyes AC: Manchester City owners City Football Group acquire Ligue 2 club”. skysports (3 September 2020). 3 September 2020閲覧。
- ^ Jack Walker (7 September 2020). “City Football Group in talks with Portuguese side to become the 11th club in the franchise”. si. 12 January 2021閲覧。
- ^ Lucas Sposito (21 October 2020). “From South America: City Group could buy another club, send Man City player on loan”. 12 January 2021閲覧。
- ^ “Club Bolivar joins City Football Group as first Partner Club”. City Football Group (12 January 2021). 12 January 2021閲覧。
- ^ “シティ・フットボール・グループにボリビアのビッグクラブが参入! 11クラブ目に”. 超ワールドサッカー (2021年1月12日). 2021年1月12日閲覧。
- ^ “Il City Football Group aggiunge un altro club alla collezione: entra anche il Vannes”. TUTTO. 20 February 2021閲覧。
- ^ “Vannes Olympique Club enters in a partnership with City Football Group”. Vannes OC (18 February 2021). 20 February 2021閲覧。
- ^ “Brian Marwood explains City Football Group’s decision to partner with Vannes”. Get French Football News (18 February 2021). 20 February 2021閲覧。
- ^ “Man City Owners Negotiating To Buy Stake in Major European Club Competing in Europa League”. SI (30 November 2021). 18 August 2022閲覧。
- ^ Kieran Maguire (29 January 2022). “Kieran Maguire tips Man City to bypass transfer rules after Fifa update”. Fottball Insider. 18 August 2022閲覧。
- ^ “City Football Group finalises acquisition of NAC Breda”. Insider Sport (28 March 2022). 18 August 2022閲覧。
- ^ “City Football Group plan to buy NAC Breda fails after supporter backlash”. The Guardian (22 April 2022). 18 August 2022閲覧。
- ^ “シティ・フットボール・グループがアトレチコ・ミネイロ買収に動く！ 220億円の入札は失敗”. 超ワールドサッカー (8 March 2022). 18 August 2022閲覧。
- ^ “Exclusive: Manchester City Owners Reach 100% Agreement to Take Over Brazilian Club”. SI (24 April 2022). 18 August 2022閲覧。
- ^ “IL CITY FOOTBALL GROUP RILEVA LA MAGGIORANZA DEL PALERMO FC” (イタリア語). Palermo F.C. (4 July 2022). 4 July 2022閲覧。
- ^ “CFG set to add Brazil’s Esporte Clube Bahia to soccer portfolio”. SP (27 September 2022). 5 May 2023閲覧。
- ^ Simon Mullock (11 February 2023). “Man City owners to complete deal to buy new club following Premier League charges”. Mirror. Template:Cite webの呼び出しエラー：引数 accessdate は必須です。
- ^ “City Football Group buys Brazilian club Bahia”. France 24 (4 May 2023). 5 May 2023閲覧。
- ^ Efe Bridget (12 January 2021). “Club Bolivar Becomes Man City Football Group’s First Partner”. GoalBall. 13 January 2021閲覧。
- ^ Simon Bajkowski (12 January 2021). “'Dream becoming reality': Man City form new relationship with Club Bolivar... this is what it means”. Manchester Evening News. 13 January 2021閲覧。