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シチセンチョウチョウウオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シチセンチョウチョウウオ
シチセンチョウチョウウオChaetodon punctatofasciatus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: チョウチョウウオ科 Chaetodontidae
: チョウチョウウオ属 Chaetodon
: シチセンチョウチョウウオ C. punctatofasciatus
学名
Chaetodon punctatofasciatus
G. Cuvier, 1831
和名
シチセンチョウチョウウオ
英名
Spotband butterflyfish

シチセンチョウチョウウオ(七線蝶々魚、学名:Chaetodon punctatofasciatus)は、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類の一種。種小名は「斑点の縞模様」を意味する[1]。和名は7本の横縞に由来する[2]。 

形態

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  • 全長12cm[2]
  • 目を通る帯[3]と尾鰭基部がオレンジ色。
  • 体側に横向きの点線が7本並ぶ。
よく似た種
ペッパード・バタフライフィッシュ
ドットアンドダッシュ・バタフライフィッシュ
ペッパード・バタフライ(左)と本種(右)

よく似た種としてペッパード・バタフライフィッシュドットアンドダッシュ・バタフライフッシュがいる。

前者の体側の斑点は本種と比べると散らばっている[4]。また、ペッパード・バタフライの分布域は西部インド洋である[4]

後者は本種より体側の模様のパターンが多く、左右で違うこともある[5]。本種と交雑することがある[6]。また、ドットアンドダッシュ・バタフライの分布域は南太平洋である[5]。 

生態

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雑食で、サンゴのポリプを主に[2]、底生の小動物、藻類などを食べる[7]

水深5-30mのサンゴ礁に単独[8]かペアで生息する[2]

分布

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西部太平洋、東部インド洋[2]。日本では沖縄だけで確認されている[8]。数は少ない[2]

人とのかかわり

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観賞魚。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Christopher Scharpf & Kenneth J. Lazara (2022年5月23日). “Order ACANTHURIFORMES (part 1): Families LOBOTIDAE, POMACANTHIDAE, DREPANEIDAE and CHAETODONTIDAE”. The ETYFish Project. 2021年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 中村(2003), p. 33.
  3. ^ シチセンチョウチョウウオ”. 串本海域公園. 環境省. 2022年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
  4. ^ a b 中村(2003), p. 19.
  5. ^ a b 中村(2003), p. 32.
  6. ^ Bray, D.J. “Chaetodon punctatofasciatus”. Fishes of Australia. ミュージアム・ビクトリア. 2021年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
  7. ^ Froese, Rainer & Daniel Pauly. “Chaetodon punctatofasciatus”. FishBase. 2022年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
  8. ^ a b シチセンチョウチョウウオ”. 美ら海生き物図鑑. 美ら海水族館. 2022年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。

参考文献

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  • 中村庸夫『チョウチョウウオガイドブック』TBSブリタニカ、2003年、19,32-33頁。ISBN 4-484-03404-2 

関連項目

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外部リンク

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