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シクロヘプタジエン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シクロヘプタジエン(英語、cycloheptadiene)とは、七員環の中に2箇所のC=C二重結合を含む、環状の炭化水素の1種である。分子式はC7H10であり、分子量は94.2である。二重結合の位置によって、1,3-シクロヘプタジエンと、1,4-シクロヘプタジエンの構造異性体が存在する。

備考

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参考までに、0℃のを標準物質とした、0℃における1,3-シクロヘプタジエンの比重は0.8929 [1] 。 1,3-シクロヘプタジエンの特筆すべき性質としては、空気中の酸素の影響で樹脂状に変化することが挙げられる [1] 。 なお、1,3-シクロヘプタジエンをシクロヘプタンにするためには、ニッケルを触媒として180℃で還元すれば良い [1] 。 ちなみに、1,3-シクロヘプタジエンのCAS登録番号は4054-38-0 [2] 、 1,4-シクロヘプタジエンのCAS登録番号は7161-35-5である [3]

出典

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  1. ^ a b c 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 4』 p.210(左上部) 共立出版 1963年10月15日発行 ISBN 4-320-04018-X
  2. ^ 1,3-シクロヘプタジエン
  3. ^ 1,4-シクロヘプタジエン

主な参考文献

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  • 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 4』 p.201 共立出版 1963年10月15日発行 ISBN 4-320-04018-X