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シクロブタンカルボン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シクロブタンカルボン酸
識別情報
CAS登録番号 3721-95-7
PubChem 19494
ChemSpider 18370
UNII 0RDJ7C51O0
EC番号 223-072-7
ChEMBL CHEMBL3560137
特性
化学式 C5H8O2
モル質量 100.12 g mol−1
外観 無色の液体
融点

−7.5 °C, 266 K, 19 °F

沸点

191.5 - 193.5 °C, 271 K, -125 °F (740 mm)

危険性
GHSピクトグラム 腐食性物質急性毒性(低毒性)
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H302, H312, H314, H332
Pフレーズ P260, P261, P264, P270, P271, P280, P301+317, P301+330+331, P302+352, P302+361+354, P304+340, P305+354+338, P316, P317
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シクロブタンカルボン酸英語: cyclobutanecarboxylic acid)は、化学式が C
4
H
7
CO
2
H で表される有機化合物である。無色の不揮発性液体である。1,1-シクロブタンジカルボン酸の脱炭酸により合成できる[1] 。シクロブタンカルボン酸は有機合成における中間体である。例えば、シクロブチルアミン前駆体である[2]

出典

[編集]
  1. ^ “1,1-Cyclobutanedicarboxylic Acid and Cyclobutanecarboxylic Acid”. Organic Syntheses 23: 16. (1943). doi:10.15227/orgsyn.023.0016. 
  2. ^ Newton W. Werner, Joseph Casanova, Jr. (1967). “Cyclobutylamine”. Organic Syntheses 47: 28. doi:10.15227/orgsyn.047.0028.