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シアター・オブ・フェイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『シアター・オブ・フェイト』
ヴァイパースタジオ・アルバム
リリース
録音 サンパウロ BMGアリオラ・スタジオ[1]
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタルプログレッシブ・メタル
時間
レーベル Estúdio Eldorado
プロデュース ロイ・M・ローランド
専門評論家によるレビュー
ヴァイパー アルバム 年表
ソルジャーズ・オブ・サンライズ
(1987年)
シアター・オブ・フェイト
(1989年)
エヴォルーション
(1992年)
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シアター・オブ・フェイト』(Theatre of Fate)は、ブラジルヘヴィメタルバンドヴァイパー1989年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

解説

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本作はクラシック音楽からの影響が強く、アンドレ・マトスは本作の路線を継続しようとしたが、他のメンバーと意見が合わず本作リリース後にバンドを脱退し、ベーシストのピット・パシャレルがリード・ボーカルも兼任する形となった[3]。ただし、マトスは2007年発表のアルバム『All My Life』収録曲「Love Is All」にゲスト参加しており[4]、2012年にはバンドのデビュー25周年を記念して再加入した[5]。本作のドラム・パートはセルジオ・ファッシにより演奏されたが、本作リリース時にはグィルヘルム・マーティンが正式ドラマーとして加入し、裏ジャケットにもマーティンの写真が掲載された[6]

デヴィッド・ホワイトはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「楽曲はより独創的かつ刺激的になり、アンドレ・マトスもシンガーとして真の実力を見せた」「優れたプログレッシブ・メタル作品だが、ヴァイパーは後年、本作のスタイルを継承せず、シンガーも交代した」と評している[2]

収録曲

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特記なき楽曲はピット・パシャレル作。1.はインストゥルメンタル

  1. イルージョンズ - "Illusions" - 1:51
  2. アット・リースト・ア・チャンス - "At Least a Chance" - 3:59
  3. トゥ・リヴ・アゲイン - "To Live Again" - 3:28
  4. クライ・フロム・ジ・エッジ - "A Cry from the Edge" (Pit Passarell, Felipe Machado) - 5:11
  5. リヴィング・フォー・ザ・ナイト - "Living for the Night" - 5:25
  6. プレリュード・トゥ・オブリヴィオン - "Prelude to Oblivion" - 3:44
  7. シアター・オブ・フェイト - "Theatre of Fate" - 6:18
  8. ムーンライト - "Moonlight" (Andre Matos) - 4:41

参加ミュージシャン

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アディショナル・ミュージシャン

  • レナータ・クバラ - ヴァイオリン(on #2, #6)、ヴァイオリン・ソロ(on #8)
  • ファビオ・ブルコリ - ヴァイオリン(on #2, #6)
  • リカルド・クバラ - ヴィオラ(on #2, #6)
  • スザナ・カト - チェロ(on #2, #6)

脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b White, David. “Theatre of Fate - Viper - Album”. AllMusic. 2024年11月6日閲覧。
  3. ^ White, David. “Viper Songs, Albums, Reviews, Bio & More”. AllMusic. 2024年11月6日閲覧。
  4. ^ "Reformulated" VIPER Release New Album; Former ANGRA/SHAAMAN Singer Andre Matos Featured On One Track”. bravewords.com (2007年7月17日). 2024年11月6日閲覧。
  5. ^ VIPER: More Video Footage Of Santo André Reunion Concert”. Blabbermouth.net (2012年7月1日). 2024年11月6日閲覧。
  6. ^ オリジナルLP (173.89.0580)裏ジャケット

外部リンク

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