ザ・ロウズ・オブ・ジャズ
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『ザ・ロウズ・オブ・ジャズ』 | ||||
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ヒューバート・ロウズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1964年4月2日(#1, #3, #6)[1][2] 1964年4月22日(#2, #4, #5, #7)[1][2] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ジョエル・ドーン | |||
ヒューバート・ロウズ アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ロウズ・オブ・ジャズ』(The Laws of Jazz)は、アメリカ合衆国のジャズ・フルート奏者、ヒューバート・ロウズが1964年4月に録音[2]、1965年にアトランティック・レコードから発表[1]した初のスタジオ・アルバム。オリジナル盤のカタログ番号は「SD 1432」[1]。
解説
[編集]若き日のチック・コリアが「アルマンド・コリア」名義でサイドマンを務めた[3]。なお、ロウズとコリアはジュリアード音楽院の学友で、1961年より親交があった[4]。
本作は、後にロバータ・フラックやベット・ミドラー等の作品を手がけるジョエル・ドーンの、プロデューサーとしての初仕事に当たり[5]、ロウズによれば、コリア以外のサイドマンはドーンが人選したという[6]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて「一部の音楽は少々ファンキーだが、全体的に言えば、ロウズは美しい形式を貫いている」と評している[3]。
1994年に発売されたドイツ盤再発CDは、次作『フルート・バイ・ロウズ』との2 in 1という形となった[7]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はヒューバート・ロウズ作曲。
- ミス・シング - "Miss Thing" (Bobby Thomas) - 3:51
- オール・ソウル - "All Soul" (Curtis Lewis) - 3:47
- ブラック・アイド・ピーズ・アンド・ライス - "Black Eyed Peas and Rice" - 3:29
- ベッシーズ・ブルース - "Bessie's Blues" - 6:16
- アンド・ドント・ユー・フォーゲット・イット - "And Don't You Forget It" (B. Thomas) - 3:02
- ビンビ・ブルー - "Bimbe Blue" - 8:03
- ケイパーズ - "Capers" (Tom McIntosh) - 5:40
参加ミュージシャン
[編集]- ヒューバート・ロウズ - フルート、ピッコロ
- アルマンド・コリア - ピアノ
- リチャード・デイヴィス - ダブル・ベース
- ボビー・トーマス - ドラムス (on #1, #3, #6[1][2])
- ジミー・コブ - ドラムス(on #2, #4, #5, #7[1][2])
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d e f g 1981年再発LP (SD 8813)ジャケット裏の記述に準拠。Hubert Laws - The Laws Of Jazz (Vinyl, LP, Album) at Discogs(1981年再発盤の情報)参照。
- ^ a b c d e “Atlantic Records Catalog: 1400 series”. Jazz Discography Project. 2017年8月20日閲覧。
- ^ a b Yanow, Scott. “The Laws of Jazz - Hubert Laws”. AllMusic. 2017年8月20日閲覧。
- ^ “Hubert Laws - An Complete Flutist. An Interview By Tom Keenlyside”. Flute Journal (2014年10月7日). 2017年8月20日閲覧。
- ^ Ankeny, Jason. “Joel Dorn - Biography & History”. AllMusic. 2017年8月20日閲覧。
- ^ 2012年再発CD (WPCR-27171)ライナーノーツ(後藤誠)
- ^ Hubert Laws - The Laws Of Jazz / Flute By-Laws (CD) at Discogs